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Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(384)

2021-07-30 00:10:00 | コラム
まっ「ち」→「ち」まみれ

漫画『ゴーマニズム宣言』(小林よしのり)の初期連載で、の取材に行った作者が…

「『anan』とか読んでる若い女性は、血を見ただけで卒倒か」というヒトコマを作った。

それに対し女性読者が「わたしの学校も場の見学に行ったけど、気分悪くなっているのは男子だけだった。女は生理で血を見慣れています」と反論、

それを受けて、小林よしのりが謝罪した…ということがあった。

なるほどなぁと思うし、実際そうかもしれない。

怪我ばっかりしている自分、ゆえに痛みには「そこそこ」強くなったが、たしかに血には「強くない」かもしれない。

真っ赤な鮮血は字のとおり鮮やかで、映像映えもする。

それに対しどす黒い血は、なんというか、ヒトというものの原罪をも表しているようで、空調完璧な劇場で観ていてもイヤな汗をかいたりしたり。


『キャリー』(76)

自分の能力を最大限に発揮するためには、怒りを抱えなければいけない―キャリーの不幸は、そこにあった。




『レザボア・ドッグス』(92)

途中からオレンジは息も絶え絶えで、なぜ生きていられるのか分からないくらい出血している。



『悪魔のいけにえ』(74)

いっそのこと、とっとと殺してほしいよ。


これが創られたの、自分が生まれた年だぜ。

信じられん、狂ってる、すばらしい。



『冷たい熱帯魚』(2010)

日本では珍しいスラッシャー映画。

園監督のよい面ばかりが出た快作だと思うが、共同脚本として高橋ヨシキが参加したのがプラスと出たのだよね。




『東京フィスト』(95)

ボクシングやプロレス、MMAのファンにとって出血は「よくあること」だが、こういう出血は見たことがない。

衝撃的だった。



次回のしりとりは…
ちまみ「れ」→「れ」いぷ。

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明日のコラムは・・・

『そういや体温計がなかったよ(^^;)』
コメント
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