Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(404)

2022-01-20 03:26:14 | コラム
にー「と」→「と」むくるーず

人気スターであっても、いや、人気スターであればあるほど、ある一定のアンチは発生するもの。

たとえばブラピにだってレオくんにだってジョニデでさえ、「8割は好き」でも「2割が嫌い」みたいなことになる。
嫌いな理由は作品選びであったりワンパターンな演技(誰かを指しているわけじゃないよ)であったり、スクリーン以外の言動であったり多岐に渡るが、ことキアヌに関してだけは「映画ファンのほぼすべてが好きであったりする」・・・みたいなことを、去年の帰省時に姉にエラソーに解説したのですよ(^^;)

ギャラの大半をスタッフに分配したり、どこかに寄付したり。
亡くなった親友リヴァーの形見である靴をガムテープで補修して履きつづけたり。
来日時、マネージャーなどを帯同させず、ひとりでラーメン屋に出没したり。

噂が独り歩きしているきらいがないでもないが、そんなキアヌにアンチが出来るわけがないと^^

では、今年還暦のトム・クルーズちゃんはどうか。

職場などで聞くと「まぁ作品は面白いから。まちがいないから」など、俳優としての実績は評価されるものの「本人は、ちょっとヘンかな」みたいな、アンチとまではいかないものの「大好きというまではいかない」というひとが多かった。

自分?
まぁ好きですよ、イケメンのスターゆえ作品選びが迷走するときだってあるでしょう、

しかし職場のひとがいうように、「どこも褒めるところがない」完全なる失敗作が見当たらないのだよね。

たいしたものです。

以下、自分のなかでのトムちゃん出演作5傑。


『マグノリア』(99)

この演技でオスカー助演賞を取ってもよかったんだよなぁ!!



『レインマン』(88)

先輩俳優を照らすことが出来る、つまり「我が我が」系じゃないことを、この映画で知ったし見直した。


『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94)

この映画に関しては、共演のブラピを完全に喰っていた。

どうしたブラピ?と思ってしまうくらい輝きがなく、きらきらしていたのはトムちゃんだけだったもの。

この結末からエンディングテーマ(悪魔が憐れむ歌!)が流れるところ、最高。



『コラテラル』(2004)

役作り完璧、髪の色もえがったなぁ!

たぶん本人的には、こういうワルなキャラクターを演じたいのだと思うよ。




『卒業白書』(83)

バカが過ぎてかわいい。


共演のレベッカ・デモーネイも最高だった。



次回のしりとりは・・・
とむくるー「ず」→「ず」っとすきだった。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『死亡遊戯』
コメント (2)
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