~スティーブン・スピルバーグのキャリア10傑~
新作の日本公開が待ち遠しい永遠の映画少年…って、本人は絶対に納得してないよね、この形容。だって75歳のオジジなんだもの(^^;)
(写真は、たしか103歳まで生きた父親とのツーショット)
今回は、そんなオジジの、映画監督ではないお仕事の10傑を。
宣伝文句がスピルバーグを強調し過ぎてしまったため、あの映画もこの映画も監督作だと思ってません?
制作や提供、製作総指揮「のみ」という作品も、多いのです。
(1)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)
監督はロバート・ゼメキス。
娯楽映画のチャンピオンであり、これつまらんというひとは、ちょっと病院に行ったほうがいい。
(2)『グレムリン』(84)
監督はジョー・ダンテ。
この造形よね、この可愛らしさがヒットにつながった。
(3)『ポルターガイスト』(82)
監督はトビー・フーパー。
芯から怖がらせたいフーパ―と、(敢えていうが)コケオドシ演出をすべきだと主張するスピルバーグのあいだで軋轢が生じたのは有名な話で、大ヒットはしたものの、フーパ―はこの映画のことを語りたがらなかった。
これについては、フーパ―に同情するなぁ。。。
(4)『グーニーズ』(85)
監督はリチャード・ドナー。
スピルバーグ自身が撮ったら、ひょっとすると、もう少し湿っぽい話になったかもね。
(5)『夢』(90)
監督は黒澤明。
お金がかかり過ぎるため、日本でなかなか映画が撮れなくなった巨匠に手を差し伸べた。
ありがとう、スピルバーグ!!
(6)『ケープ・フィアー』(91)
監督はマーティン・スコセッシ。
ドリームワークスという小規模なプロダクションを設立したおかげで、スコセッシの映画もサポート出来るように。
スコさんの作品としてはポピュラーな創りになっているのは、そのためよね^^
(7)『マネー・ピット』(86)
監督はリチャード・ベンジャミン。
マイホームがどんどん壊れていくコメディだが・・・
映画ファンには馴染みでも有名とはいえない監督、トム・ハンクスもいまほど「客を呼べる」俳優ではなかったため、日本の宣伝で「スピルバーグ印」をコトサラ強調していた記憶が。
(8)『インナー・スペース』(87)
監督はジョー・ダンテ。
たしか日本では正月映画の目玉で、売りかたはやっぱり「SFX&スピルバーグ」だったね。
ヒトのミクロ化という物語だけで、充分に売れるような気もするけど~。
(9)『トゥルー・グリット』(2010)
コーエン兄弟の地味な西部劇もサポート。
さすがにコーエン兄弟には、なんの注文もつけなかったのではないかな笑
(10)『SUPER8/スーパーエイト』(2011)
監督は「未来のスピルバーグ」候補とされている、J・J・エイブラムス。
悪くないし、この作品自体は好き。
でもちょっとエイブラムスには、候補と目されるのは重荷なのではないかしら…。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『「いっしょくた」にされる悔しさ』
新作の日本公開が待ち遠しい永遠の映画少年…って、本人は絶対に納得してないよね、この形容。だって75歳のオジジなんだもの(^^;)
(写真は、たしか103歳まで生きた父親とのツーショット)
今回は、そんなオジジの、映画監督ではないお仕事の10傑を。
宣伝文句がスピルバーグを強調し過ぎてしまったため、あの映画もこの映画も監督作だと思ってません?
制作や提供、製作総指揮「のみ」という作品も、多いのです。
(1)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)
監督はロバート・ゼメキス。
娯楽映画のチャンピオンであり、これつまらんというひとは、ちょっと病院に行ったほうがいい。
(2)『グレムリン』(84)
監督はジョー・ダンテ。
この造形よね、この可愛らしさがヒットにつながった。
(3)『ポルターガイスト』(82)
監督はトビー・フーパー。
芯から怖がらせたいフーパ―と、(敢えていうが)コケオドシ演出をすべきだと主張するスピルバーグのあいだで軋轢が生じたのは有名な話で、大ヒットはしたものの、フーパ―はこの映画のことを語りたがらなかった。
これについては、フーパ―に同情するなぁ。。。
(4)『グーニーズ』(85)
監督はリチャード・ドナー。
スピルバーグ自身が撮ったら、ひょっとすると、もう少し湿っぽい話になったかもね。
(5)『夢』(90)
監督は黒澤明。
お金がかかり過ぎるため、日本でなかなか映画が撮れなくなった巨匠に手を差し伸べた。
ありがとう、スピルバーグ!!
(6)『ケープ・フィアー』(91)
監督はマーティン・スコセッシ。
ドリームワークスという小規模なプロダクションを設立したおかげで、スコセッシの映画もサポート出来るように。
スコさんの作品としてはポピュラーな創りになっているのは、そのためよね^^
(7)『マネー・ピット』(86)
監督はリチャード・ベンジャミン。
マイホームがどんどん壊れていくコメディだが・・・
映画ファンには馴染みでも有名とはいえない監督、トム・ハンクスもいまほど「客を呼べる」俳優ではなかったため、日本の宣伝で「スピルバーグ印」をコトサラ強調していた記憶が。
(8)『インナー・スペース』(87)
監督はジョー・ダンテ。
たしか日本では正月映画の目玉で、売りかたはやっぱり「SFX&スピルバーグ」だったね。
ヒトのミクロ化という物語だけで、充分に売れるような気もするけど~。
(9)『トゥルー・グリット』(2010)
コーエン兄弟の地味な西部劇もサポート。
さすがにコーエン兄弟には、なんの注文もつけなかったのではないかな笑
(10)『SUPER8/スーパーエイト』(2011)
監督は「未来のスピルバーグ」候補とされている、J・J・エイブラムス。
悪くないし、この作品自体は好き。
でもちょっとエイブラムスには、候補と目されるのは重荷なのではないかしら…。
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明日のコラムは・・・
『「いっしょくた」にされる悔しさ』