Cape Fear、in JAPAN

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映画スタッフ別10傑(43)スティーブン・スピルバーグ

2022-01-09 00:10:00 | コラム
~スティーブン・スピルバーグのキャリア10傑~

新作の日本公開が待ち遠しい永遠の映画少年…って、本人は絶対に納得してないよね、この形容。だって75歳のオジジなんだもの(^^;)
(写真は、たしか103歳まで生きた父親とのツーショット)

今回は、そんなオジジの、映画監督ではないお仕事の10傑を。

宣伝文句がスピルバーグを強調し過ぎてしまったため、あの映画もこの映画も監督作だと思ってません?

制作や提供、製作総指揮「のみ」という作品も、多いのです。


(1)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)

監督はロバート・ゼメキス。

娯楽映画のチャンピオンであり、これつまらんというひとは、ちょっと病院に行ったほうがいい。



(2)『グレムリン』(84)

監督はジョー・ダンテ。

この造形よね、この可愛らしさがヒットにつながった。



(3)『ポルターガイスト』(82)

監督はトビー・フーパー。

芯から怖がらせたいフーパ―と、(敢えていうが)コケオドシ演出をすべきだと主張するスピルバーグのあいだで軋轢が生じたのは有名な話で、大ヒットはしたものの、フーパ―はこの映画のことを語りたがらなかった。

これについては、フーパ―に同情するなぁ。。。



(4)『グーニーズ』(85)

監督はリチャード・ドナー。

スピルバーグ自身が撮ったら、ひょっとすると、もう少し湿っぽい話になったかもね。


(5)『夢』(90)

監督は黒澤明。

お金がかかり過ぎるため、日本でなかなか映画が撮れなくなった巨匠に手を差し伸べた。

ありがとう、スピルバーグ!!




(6)『ケープ・フィアー』(91)

監督はマーティン・スコセッシ。

ドリームワークスという小規模なプロダクションを設立したおかげで、スコセッシの映画もサポート出来るように。

スコさんの作品としてはポピュラーな創りになっているのは、そのためよね^^


(7)『マネー・ピット』(86)

監督はリチャード・ベンジャミン。

マイホームがどんどん壊れていくコメディだが・・・
映画ファンには馴染みでも有名とはいえない監督、トム・ハンクスもいまほど「客を呼べる」俳優ではなかったため、日本の宣伝で「スピルバーグ印」をコトサラ強調していた記憶が。



(8)『インナー・スペース』(87)

監督はジョー・ダンテ。

たしか日本では正月映画の目玉で、売りかたはやっぱり「SFX&スピルバーグ」だったね。

ヒトのミクロ化という物語だけで、充分に売れるような気もするけど~。


(9)『トゥルー・グリット』(2010)

コーエン兄弟の地味な西部劇もサポート。

さすがにコーエン兄弟には、なんの注文もつけなかったのではないかな笑


(10)『SUPER8/スーパーエイト』(2011)

監督は「未来のスピルバーグ」候補とされている、J・J・エイブラムス。

悪くないし、この作品自体は好き。

でもちょっとエイブラムスには、候補と目されるのは重荷なのではないかしら…。


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明日のコラムは・・・

『「いっしょくた」にされる悔しさ』
コメント (2)
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