「いっしょくた」にされる悔しさ

ほんとうは取り上げたくもないが、無視するわけにもいくまい。

大晦日の格闘技興行はトラブル発生の確率が高く・・・

たとえば桜庭ＶＳ秋山の「ヌルヌル」事件であったり、
青木真也の「意図的に腕折り」挙句「ファック・ユー」事件であったり。

事故処理というのは早いに越したことはないのに、正月休みかなんだか知らないけれど、運営はすぐに動かない。

１０年前２０年前に比べ社会が動く速度は異様に早くなっていて、運営がアクションを起こそうと思ったときには、コトはすでに第二段階に入っていたりして。


去年大晦日の『ＲＩＺＩＮ．３３』における、シバターＶＳ久保優太が物議を醸している。

敗北した久保が「八百長ではないが、台本のようなものがあった」とＳＮＳで暴露したことに端を発する。


試合数日前にシバターからＬＩＮＥがあり、

「１Ｒは流してほしい。ラウンドガールとして、ゲストのてんちむちゃんが登場するから。２Ｒはガチで」

これを呑んだ久保であったが、シバターは１Ｒから決め・極めにかかって騙された、、、という流れ。

相撲の八百長事件における「あとは流れで…」はケータイメールだったが、ＬＩＮＥというのが現代的だよなぁ。

というか・・・

①同門ならまだ分かるが、対戦相手と事前にＬＩＮＥしている仲というのが、そもそもおかしい
②勝ったあとに「じつはこんなＬＩＮＥが来まして…」というなら「まだ」分かる、けれども負けて「こんなことがあった」という久保はダサい

いやそれ以上に、

③ほかの、激闘を繰り広げたファイターたちまで「台本があったのでは…？」という疑いがかけられており、これは重罪

そして繰り返しになるが・・・

④なんらかの処分を下すであろう…とはいえ、運営の対応があまりにも遅過ぎて失望する


※このひとの見解は…



もう、イヤになっちゃうな。
カズジュニアの出来過ぎたサッカーボールキックも疑われるの？
おぎちゃんの頑張りにも、疑いの目が？？

やりきれん。

ふたりが永久追放とか、正直そんなことはどうでもいい。

「ＲＩＺＩＮが八百長もどきをおこなっていた」というイメージは一生ついてまわるだろうし。

ＰＲＩＤＥ消滅は、反社との関係が噂され、そのイメージを嫌ったフジテレビが縁を切ったことによる。
スポンサーがそっぽ向いたら終わりですよ、あっという間に。

新年早々、気が重い。

運営のアクションは、たぶん今週かな。
ファイターやファンのモヤモヤを、少しでも解消してくれるような声明を期待しています。。。



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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝（３０１）桃井かおり』