Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(434)

2022-10-28 00:10:00 | コラム
ろーかるえい「が」→「が」しゅういんたつや

小石田純一とか、
中森あきないとか、
NISIAとか、
長州小力とか、

モノマネを軸に活動するタレントさんの名前って、かつての「たけし軍団」のようで面白い。

これは実際に居た&居るひとたち。
「架空のタレント」として、有吉ちゃんのラジオ番組で投稿された芸名も最高で、たとえば・・・

「所々ジョージ」
「押尾学ばない」

なんていうのがある((´∀`))((´∀`))((´∀`))

そういう点では、「若人あきら」って「ごくフツー?」の芸名だったかも。

「若人あきら」が我修院達也(がしゅういん・たつや)に改名するまでのあいだに、何度も「細かく」改名したらしいが、本人としてはどれもピンとこなかったのかなぁ。。。


自分の母親はモノマネ番組が好きで、よくコロッケや清水アキラの芸で爆笑していた記憶がある。
自分も一緒に観ていて、このふたりの芸に感心しつつ、
ビジーフォーがモノマネをする対象のバンドたちを知らなかったものだから、観覧者たちのどよめきとかを嘘くさく感じたものだった。
(ふたりの、モノマネ以外の芸風は好きよ!)

ここまでの記憶はあるのに、「若人あきら」の記憶は「ぜんっぜん」ないのだよね。

だから自分は、このひとのことを91年の失踪事件で知った。


騒動は余波も含めて「そーとーに盛り上がって?」しまい、それがイヤになって我修院に。


98年―「若人あきら」のファンだった石井克人の熱烈オファーに応え、『鮫肌男と桃尻女』に出演。

映画の世界観と奇跡的に調和、、、ではないな、逆に映画が我修院のキャラクターに引っ張られる形になっているものの、これが大成功して知名度が急激に伸びる。


つづく『PARTY7』(2000)にも出演、


自分はこのポスターに期待、


しかし映画の出来はサイアク、ギャグは99%すべっているし、我修院のキャラクターも『鮫肌』とはちがってプラスには働かなかった。


以降、作品そのものの成功・失敗に関わらず「我修院は我修院のキャラ」のままで・・・
『AIKI』(2002)、『茶の味』(2004)、『映画 クロサギ』(2008)、『劇場版 ルパンの娘』(2021)などで俳優業を継続。

現在71歳、冗談なのか事実なのか、弟子がいっぱい居るようなので、もう失踪騒動みたいなことは起こさないでしょう…って、アレを自作自演・狂言って決めつけちゃいけませんよ!!(^^;)


次回のしりとりは・・・
がしゅういんたつ「や」→「や」くぶつ。

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明日のコラムは・・・

『あらためて、嫌いな映画をば!』
コメント
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