Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(34)ヴィング・レイムス

2022-10-09 00:10:00 | コラム
59年5月12日生まれ・63歳。
アメリカ出身。

映画館でかける新作映画のために、コロナショック下を耐えた大スターの筆頭は、もちろんトム・クルーズでしょう。
今年の『トップガン』続編だけでなく、『ミッション:インポッシブル』の最新作もコロナにより制作が大幅に遅れました…が、来年の公開には間に合うもよう。

このシリーズのレギュラー、トム・クルーズ以外で「死んでない」キャラクターこそ、ヴィング・レイムスが演じるルーサーなのでした。


よいですかトムちゃん。
このひとだけは、絶対に殺してはならんですよ!!


※ギャングのボスでこのひとを知ったひとも多いかな?
首のうしろの、でっかい絆創膏がすばらしい^^



<経歴>

ジュリアード音楽院卒業。
ブロードウェイでキャリアを積み、80年代後半より映画の世界へ。

映画俳優デビュー作は、86年の『ネイティブ・サン』。

デ・パルマが戦場における性暴力を見つめた『カジュアリティーズ』(89)と、妄想の表現がこの時代としては一歩も二歩も先を行っていたエイドリアン・ラインの問題作『ジェイコブス・ラダー』(90)は、ヒットこそしなかったものの熱心な映画ファンには高評価を受けました。
ので、このあたりでレイムスを意識し始めたひとも「そこそこ」多かったのではないか、、、と思います。

『イントルーダー 怒りの翼』(91)、『壁の中に誰かがいる』(91)、
93年の傑作コメディ『デーヴ』では大統領を守る頼れる男を好演、

※「君のためなら、死ねる」


つづく94年の『パルプ・フィクション』ではギャングのボス・マーセルスを演じ、車に轢かれたりオカマほられたりと散々な目に遭う(^^;)

『死の接吻』(95)、『素顔のままで』(96)、
96年から始まる『ミッション:インポッシブル』は新作を加えるとすでに7作目を数える人気シリーズに。

『M:I-2』(2000)
『M:I:III』(2006)
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)

そして来年公開予定の、
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023)。

楽しみですなぁ!!


ほかの出演作に・・・
囚人を嬉々として演じた『コン・エアー』(97)、『アウト・オブ・サイト』(98)、混乱と静寂が同居するスコセッシの佳作『救命士』(99)、
『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)、『ピラニア3D』(2010)、『ピラニア リターンズ』(2012)。

近作は低調気味なので、トムちゃんが開運を運んできて?くれることでしょう^^


次回の列伝は、ヴィンセント・ギャロさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『それしか楽しいことがないのかもしれません』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする