37年3月30日生まれ・85歳。
アメリカ出身。
21世紀になっても、映画界の伊達男の筆頭といえばベイティ。
(かつてはビーティー表記でしたが、本人の要望により変更されました)
日本でいえば火野正平(古っ!でもこのジャンル?に関しては日米とも更新されないのが面白い)かもしれませんが、
マドンナやイザベル・アジャーニ、メラニー・グリフィスだけでなく、マリア・カラスやジャクリーン・ケネディとまで浮名を流した、、、となると格がちがう?のかなぁ!とも思います。
けれどもアネット・ベニングと結婚して以降は、かなり落ち着いたイメージが。
ベイティえらい!とは思わず、ベニングすげぇ!と思っちゃいますね^^
※アメリカン・ニューシネマの金字塔。
この編集、息を吞むなぁ!!
<経歴>
姉はシャーリー・マクレーン。
超のつくリベラルとしても有名で、政治的活動にも積極的です。
アメフトのスター選手でしたが、スポーツではなく芸能の世界に。
映画俳優デビュー作は、61年の『草原の輝き』。
監督はエリア・カザン、共演にナタリー・ウッド。
名家に生まれた青年が壁を打ち破り、自由に生きていくさまを描いた佳作です。
67年、実在した強盗カップル・ボニーとクライドの破滅的な半生をクールに描いた『俺たちに明日はない』に主演してスマッシュヒットを飛ばす。
これって後年に気づきましたが、クライドって性的不能者として描かれているのですよね。
それを理解するか・しないかで、この物語の印象ってだいぶ変わるよなぁと思いました。
『この愛にすべてを』(70)、ロバート・アルトマンの西部劇『ギャンブラー』(71)を経た75年の出演作、『シャンプー』で脚本も担当する。
その好評を受けてか、78年には『天国から来たチャンピオン』で監督業にも挑戦。
レッドフォードが監督業に挑戦するのは80年のことなので、ひょっとすると彼に影響を与えているかもしれませんよね。
本編はファンタジーの佳作で、詩情にも溢れていて感心しました。
さらに81年、大作『レッズ』を監督し自らが主演、オスカーに複数ノミネートされ監督賞を受賞しました。
新規の映画ファンは触れていないかもしれませんね、これ力作ですよ。
32歳で死したジャーナリスト、ジョン・リードの半生を凝った構成で描き、ベイティの本気と野心を感じられましたもの。
以降も・・・
『イシュタール』(87)、劇画の世界観を忠実に再現した『ディック・トレイシー』(90)、
ベニングとの出会いともなった作品、実在したギャングを描く『バグジー』(91)、
ベニングと出会う直前かな? マドンナと付き合っていたころが「偶然?」収められているドキュメンタリー『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』(91)、
『めぐり逢い』(94)、リベラル派の真骨頂と感じた『ブルワース』(98)など精力的に活動。
しかし21世紀に入って以降は、どちらかというと奥様のほうが精力的になり、本人はおとなしめに。
ただ2016年に監督(もちろん主演)した、『ハリウッド・スキャンダル』では健在ぶりを証明していてうれしかったです^^
次回の列伝は、ウォルター・マッソーさんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『譲りまくります^^』
アメリカ出身。
21世紀になっても、映画界の伊達男の筆頭といえばベイティ。
(かつてはビーティー表記でしたが、本人の要望により変更されました)
日本でいえば火野正平(古っ!でもこのジャンル?に関しては日米とも更新されないのが面白い)かもしれませんが、
マドンナやイザベル・アジャーニ、メラニー・グリフィスだけでなく、マリア・カラスやジャクリーン・ケネディとまで浮名を流した、、、となると格がちがう?のかなぁ!とも思います。
けれどもアネット・ベニングと結婚して以降は、かなり落ち着いたイメージが。
ベイティえらい!とは思わず、ベニングすげぇ!と思っちゃいますね^^
※アメリカン・ニューシネマの金字塔。
この編集、息を吞むなぁ!!
<経歴>
姉はシャーリー・マクレーン。
超のつくリベラルとしても有名で、政治的活動にも積極的です。
アメフトのスター選手でしたが、スポーツではなく芸能の世界に。
映画俳優デビュー作は、61年の『草原の輝き』。
監督はエリア・カザン、共演にナタリー・ウッド。
名家に生まれた青年が壁を打ち破り、自由に生きていくさまを描いた佳作です。
67年、実在した強盗カップル・ボニーとクライドの破滅的な半生をクールに描いた『俺たちに明日はない』に主演してスマッシュヒットを飛ばす。
これって後年に気づきましたが、クライドって性的不能者として描かれているのですよね。
それを理解するか・しないかで、この物語の印象ってだいぶ変わるよなぁと思いました。
『この愛にすべてを』(70)、ロバート・アルトマンの西部劇『ギャンブラー』(71)を経た75年の出演作、『シャンプー』で脚本も担当する。
その好評を受けてか、78年には『天国から来たチャンピオン』で監督業にも挑戦。
レッドフォードが監督業に挑戦するのは80年のことなので、ひょっとすると彼に影響を与えているかもしれませんよね。
本編はファンタジーの佳作で、詩情にも溢れていて感心しました。
さらに81年、大作『レッズ』を監督し自らが主演、オスカーに複数ノミネートされ監督賞を受賞しました。
新規の映画ファンは触れていないかもしれませんね、これ力作ですよ。
32歳で死したジャーナリスト、ジョン・リードの半生を凝った構成で描き、ベイティの本気と野心を感じられましたもの。
以降も・・・
『イシュタール』(87)、劇画の世界観を忠実に再現した『ディック・トレイシー』(90)、
ベニングとの出会いともなった作品、実在したギャングを描く『バグジー』(91)、
ベニングと出会う直前かな? マドンナと付き合っていたころが「偶然?」収められているドキュメンタリー『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』(91)、
『めぐり逢い』(94)、リベラル派の真骨頂と感じた『ブルワース』(98)など精力的に活動。
しかし21世紀に入って以降は、どちらかというと奥様のほうが精力的になり、本人はおとなしめに。
ただ2016年に監督(もちろん主演)した、『ハリウッド・スキャンダル』では健在ぶりを証明していてうれしかったです^^
次回の列伝は、ウォルター・マッソーさんから。
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明日のコラムは・・・
『譲りまくります^^』