Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

泣く・叫ぶ・記憶を失う問題(^^;)

2022-10-03 00:10:00 | コラム
最近、映画館における予告編の評判が悪い。

(1)そもそもが長過ぎる・多過ぎる

シネコン文化が定着して以降、館内に明かりが灯されているあいだもスクリーンには予告編が流れるようになっている。
暗くなって本編の上映が始まる…かと思いきや、
映画泥棒のCMが流れ、再び予告編。そしてやっとのことで、本編上映スタート。

予備知識をまったく入れたくないひとは、このあいだずっと目を瞑っていたりする。

(2)とくに日本映画の予告編にみられる傾向として・・・

主人公がやたらと泣く・叫ぶ、場合によっては記憶を失う、、、っていう(^^;)

日本人って、米国人より感情表現が豊かでしたっけ?みたいな。


予告編の制作会社に勤める親友が居るため、あまり批判は記したくないが、たしかにそのとおり。

自分が好きな・評価する、あの映画この映画も、そんな傾向にあったりして苦笑を禁じ得ないことも。。。



実際に予告編を垂れ流し過ぎだとは思うんだ。
昔は「よい塩梅」だった気がする、
都心の映画館では、暗くなると、地域のスーパーのCMが2つくらい流れ、館内の非常口案内のあと、正月大作の特報が1~2本、直近上映の映画が4~5本くらいかな。
それが今では、多いときになると10本以上流れることも。
そのとき日本映画が3~4本つづき、そのどれもに泣く・叫ぶ描写が散見されウンザリする流れかな?


昔は情報入手の方法が限られていたからね、劇場でかかる予告編は第一級の情報だったのだけれど、いま速報はネットで流れるし。
とはいえ(1)に関してはシネコンにも事情があるでしょうから、この傾向はこれからもつづくことでしょう。

けれども(2)は、改善することが出来るはず。
テレビCMでもそうなのだが、「こういうのがウケるに決まっている」というのがスベッていたりするわけで。
それと同じことかな、、、と。

本編でそれらの描写があるからって、それを抜き出し切り取り、売りにする―だって、そういうものが求められているのだもの。
って、なぜそう思うようになったのかな、そのあたりのことは分かりません。


※自分にとっての、理想の映画予告編^^





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明日のコラムは・・・

『飽きもせずカレンダーで悩む。』
コメント (2)
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