Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

敢えていおうか、がんばれボールドウィン

2022-10-11 00:10:00 | コラム
1年ほど前の映画撮影で、なぜか実弾が入っていた銃の発砲によりスタッフが死んでしまう、、、という事故に巻き込まれた俳優アレック・ボールドウィン。

速報によると、遺族との和解が成立したもよう。

ホッと胸を撫でおろす。

あらためて合掌するとともに、ほんとうにえがったなぁ!と。

ボールドウィンに、セカンドチャンスが訪れますように…。

想起するのは人身事故を起こしてしまった根津甚八。
たしか、誰かの支えがないと歩くことが出来ないくらい焦燥していたっけ。

事故とはいえ、ひとが死んじゃうとね。。。


数日前には、映画監督ジョン・マクティアナンが新作準備に入っているというニュースも。
虚偽証言の罪により実刑を受けたマクティアナンと、「あくまでも」事故だったボールドウィンを同列で論じたら問題があるかもしれない、
しれないが、やっぱりセカンドチャンスは訪れてほしいと思う。

強姦と殺人でないかぎりは。


ヘリ墜落によりヴィック・モローが死んでしまった事故がトラウマになった、映画監督ジョン・ランディス。
撮影時に新人俳優を事故死させてしまった責任を取り、遺族に補償金を支払っていたのは井筒和幸。

両者ともなんとか復帰、
ランディスは好調と不調を繰り返し、とくに近年は引退状態にあるものの、とりあえずは復帰出来ている。

ここが重要だよね、本人がそう望んでいるのであれば再起出来る―という環境と、周囲の理解ってやつが。


これは芸能の世界にかぎった話ではないですよ、
余計なこと書いちゃうけれど、自宅駐車場でわが子を轢いてしまった親御さんとか、新郎新婦を驚かせたくて落とし穴を掘ったら死んでしまったとか。もう、なんともいいようのない悲劇のニュースが報じられることあるじゃない??

その度に思うんです、時間は要するでしょうが、彼ら彼女らが、いつか笑って過ごせる日が来ますようにって。。。



※マクティアナンのアクションセンスは、映画界の宝ですからね!


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明日のコラムは・・・

『日本女優別10傑(25)京マチ子』
コメント
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