Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(50)オーウェン・ウィルソン

2023-01-20 00:10:00 | コラム
68年11月18日生まれ・54歳。
アメリカ出身。

成龍と共演したり『アルマゲドン』(97)でも陽気なオスカー・チョイを軽快に演じており、


本人もそんな感じなのだろう…と思っていたものだから、2007年の自死未遂は驚きました。

俳優としてだけでなく脚本家としても才能があるひとなので、死ななくてよかったほんとうに!!


※この傑作で、盟友ウェス・アンダーソンとともにオスカー脚本賞にノミネート。



<経歴>

弟のルークも人気俳優。



大学在学中にウェス・アンダーソンと意気投合、共同脚本による『アンソニーのハッピー・モーテル』(96)で映画俳優デビューを飾る。

『ケーブルガイ』(96)で共演したベン・スティラーとの親交は深く、以降もスティラーとの共演作は多数。
というかキャリアの半分以上がアンダーソン、スティラーと絡んだものであり、彼らのサポートによってオーウェンは立ち直ることが出来たのではないかしら。

動物パニックのなかでもレベルが高いと思われる『アナコンダ』(97)、
スティラー主演のコメディ『ミート・ザ・ペアレンツ』(2000)、
そして『シャンハイ・ヌーン』(2000)とその続編『シャンハイ・ナイト』(2003)では成龍と共演、息がぴったりでみんな驚く(^^;)

動画を貼ったアンダーソン監督作『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)は、色合いは古風なものの描写は現代的で良質な家族映画。
アンダーソンはここから「大」飛躍を遂げるわけですが・・・

『ライフ・アクアティック』(2004)
『ダージリン急行』(2007)
『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)

・・・と観てきて、正直「ちょいと嫌味」になってきた感じがあって、だから現時点では『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』が最高作だと思っちゃうのですよね。


スティラーが監督した『ズーランダー』(2001)、
自死騒動後も『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(2008)、ウディ・アレンの快作『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)、PTAの『インヒアレント・ヴァイス』(2014)など話題作がつづき、一安心。

ただ最も一般的な知名度が上がったのは、たぶん『ワンダー 君は太陽』(2017)だと思います。

たしかに、これもえがった!



最新作は、春公開予定の『ホーンテッドマンション』(2023)。

うん、大丈夫なようですね^^

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(51)オーランド・ブルーム』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする