Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

KITANOとMIYAZAKI

2023-04-04 00:10:00 | コラム
オフィス北野の消滅、さらにKADOKAWAとの契約をめぐるトラブルなどにより、
撮影が終わっているにも関わらずお蔵入りの危機に瀕していた北野武による監督引退作(?)『首』が、いまになって公開に動き出している。

きっかけが「東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約をめぐる贈収賄事件」というのだから、なんとも皮肉というか。
つまり角川歴彦会長が逮捕されたことでトラブルを「一旦、白紙」に戻し、再出発を図るということ。

公開は、今秋を目指しているそう。

まぁ映画ファンとしては喜ぶべき展開ですね、
「アーティストと格闘家の引退宣言は信じるな」とはいうけれど、QTとこのひとは律儀に守る気がするんですよ誰も責めないのに。。。


いっぽう、「引退する」がネタと化している宮崎爺の新作も今夏公開予定。


82歳。
年齢的にネタが現実になる可能性だってあるわけで、じつはコッチが10年以上前からネタにしているだけで、本人は真面目にいっていたのでしょうね。

先日、アンノの『シン・仮面ライダー』制作ドキュメントがBSで放送され「パワハラじゃないのか」云々と議論を呼んでいるが、同じように特集が組まれるであろう宮崎爺のドキュメントも似たようなところがあるし、、、といったら暴言か。

昭和だ、老害だといわれたら返す言葉を知らない。
ただやっぱり「それを許される存在も居る」といってしまいたい自分も居て。


その真価は、完成品(=映画)だけで問われる。
最新作を、座して待ちたい。


※そしてこのひとだけは、宮崎爺やアンノや押井監督になにをいっても許される(^^;)


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明日のコラムは・・・

『日本女優別10傑(49)鈴木砂羽』
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