69年8月18日生まれ・53歳。
アメリカ出身。
出てすぐに輝き始め、
やがて輝きが失われ、
しかし見事に復活、以前にも増してキラキラしていた。
が、その後は再び光を放たなくなり・・・を繰り返す俳優スレーター。
ほぼ同世代だから甘くなるところはあるのだけれども、
いや、きっと再びキラキラしてくれることでしょう。
モノがちがうんですから、彼は^^
※リヴァー急死を受け代役として出演、頑張りました。この映画は、このラストがあるからこそ成功しています。
<経歴>
父親も俳優、母親はキャスティング・ディレクターをやっていたという芸能一家に育つ。
映画俳優デビュー作は、85年の『ビリージーンの伝説』。
翌年の86年、ベストセラー小説を映画化した『薔薇の名前』でショーン・コネリーの弟子を好演し注目を集める。
コッポラの快作『タッカー』(88)を経た89年―黒い笑いに彩られた傑作青春映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』に主演、
共演したウィノナ・ライダーとともに、若者からの支持を得てスターの仲間入りを果たす。
『ヤングガン2』(90)、『ロビン・フッド』(91)、『モブスターズ/青春の群像』(91)、『カフス!』(92)などなど、話題作ではあるものの中味はどうなのか?というビミョーな作品がつづき、これが上記した「最初に輝きを失った」時代。
しかし93年の佳作『忘れられない人』から復調し、
同年のQT脚本作『トゥルー・ロマンス』で主人公クラレンスを大熱演、
完全復活を遂げました。
トニー・スコットは嫌いな監督ではないですが、この映画の魅力は演出にはまったく関係ないと思われる俳優陣たちです。
とくにヴァル・キルマーでしょうね、出番はちょっとなのに強烈なインパクトを残しました。デニス・ホッパーよりも、クリストファー・ウォーケンよりも!
前述した『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94)、
囚人ケビン・ベーコンを必死に救おうとする若手弁護士を演じた『告発』(95)、
ジョン・ウーと組んだ『ブロークン・アロー』(96)、
『ザ・コンテンダー』(2000)、再びジョン・ウー組に参加した『ウインドトーカーズ』(2002)、『アローン・イン・ザ・ダーク』(2004)、『ボビー』(2006)・・・と、キャリアは途絶えないものの、90年代真ん中の輝きに比べると「ちょっと…」。
このころ薬物使用のうえに女性を殴ったり、痴漢したりと何度か逮捕されており、私生活がそうだったからキャリアにまで影響したのか、あるいはその逆だったのか、、、みたいに考えてしまいますね。
『ザ・マーダー』(2011)、『バレット』(2012)、
ただ2013年のラース・フォン・トリアーによる艶笑劇『ニンフォマニアック Vol.1 Vol.2』を観ると、ちょっと吹っ切れたのかなぁ?と思ったり。
自分はここで再び輝きが戻ってくるのではないか? と期待しましたが、その後は・・・?で。
なかなかうまくいかないものですね、
近作に、『天才作家の妻 40年目の真実』(2017)や『ヒーローキッズ』(2020)など。
自分のように「3度目の」「きらきらひかる」を待っているファンは多いと思います^^
………………………………………
明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(67)クリスチャン・ベール』
アメリカ出身。
出てすぐに輝き始め、
やがて輝きが失われ、
しかし見事に復活、以前にも増してキラキラしていた。
が、その後は再び光を放たなくなり・・・を繰り返す俳優スレーター。
ほぼ同世代だから甘くなるところはあるのだけれども、
いや、きっと再びキラキラしてくれることでしょう。
モノがちがうんですから、彼は^^
※リヴァー急死を受け代役として出演、頑張りました。この映画は、このラストがあるからこそ成功しています。
<経歴>
父親も俳優、母親はキャスティング・ディレクターをやっていたという芸能一家に育つ。
映画俳優デビュー作は、85年の『ビリージーンの伝説』。
翌年の86年、ベストセラー小説を映画化した『薔薇の名前』でショーン・コネリーの弟子を好演し注目を集める。
コッポラの快作『タッカー』(88)を経た89年―黒い笑いに彩られた傑作青春映画『ヘザース/ベロニカの熱い日』に主演、
共演したウィノナ・ライダーとともに、若者からの支持を得てスターの仲間入りを果たす。
『ヤングガン2』(90)、『ロビン・フッド』(91)、『モブスターズ/青春の群像』(91)、『カフス!』(92)などなど、話題作ではあるものの中味はどうなのか?というビミョーな作品がつづき、これが上記した「最初に輝きを失った」時代。
しかし93年の佳作『忘れられない人』から復調し、
同年のQT脚本作『トゥルー・ロマンス』で主人公クラレンスを大熱演、
完全復活を遂げました。
トニー・スコットは嫌いな監督ではないですが、この映画の魅力は演出にはまったく関係ないと思われる俳優陣たちです。
とくにヴァル・キルマーでしょうね、出番はちょっとなのに強烈なインパクトを残しました。デニス・ホッパーよりも、クリストファー・ウォーケンよりも!
前述した『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94)、
囚人ケビン・ベーコンを必死に救おうとする若手弁護士を演じた『告発』(95)、
ジョン・ウーと組んだ『ブロークン・アロー』(96)、
『ザ・コンテンダー』(2000)、再びジョン・ウー組に参加した『ウインドトーカーズ』(2002)、『アローン・イン・ザ・ダーク』(2004)、『ボビー』(2006)・・・と、キャリアは途絶えないものの、90年代真ん中の輝きに比べると「ちょっと…」。
このころ薬物使用のうえに女性を殴ったり、痴漢したりと何度か逮捕されており、私生活がそうだったからキャリアにまで影響したのか、あるいはその逆だったのか、、、みたいに考えてしまいますね。
『ザ・マーダー』(2011)、『バレット』(2012)、
ただ2013年のラース・フォン・トリアーによる艶笑劇『ニンフォマニアック Vol.1 Vol.2』を観ると、ちょっと吹っ切れたのかなぁ?と思ったり。
自分はここで再び輝きが戻ってくるのではないか? と期待しましたが、その後は・・・?で。
なかなかうまくいかないものですね、
近作に、『天才作家の妻 40年目の真実』(2017)や『ヒーローキッズ』(2020)など。
自分のように「3度目の」「きらきらひかる」を待っているファンは多いと思います^^
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明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(67)クリスチャン・ベール』