43年3月31日生まれ・80歳。
アメリカ出身。
猫大好き、踊るのも得意なウォーケンは、ウィキペディアでは「舞台のミュージカル俳優出身であるため、多くの出演作品の中で多かれ少なかれ踊っている」と記されています。
たしかにそうなんだけど、「多かれ少なかれ」って!笑笑
ジョークの通じるひとなんだ、、、というイメージもキャリア中盤からでしょう。
それまでは演じるキャラクターが低体温過ぎて、ちょっと怖い感じあったもんね。
<経歴>
映画俳優デビュー作は、71年の『ショーン・コネリー/盗聴作戦』。
窃盗団の一員ザ・キッド役でした。
『グリニッチ・ビレッジの青春』(76)、『アニー・ホール』(77)を経た78年、マイケル・チミノがベトナム戦争を描く『ディア・ハンター』で精神をやられるニックを熱演、オスカー助演賞に輝く。
つらいけど、観るべき映画のひとつ。
再びチミノと組んだ『天国の門』(80)は「スタジオつぶした失敗作」とされているけれど、映画としては「かなり」良質。
『戦争の犬たち』(80)、
スティーブン・キング原作、予知能力を持つ男の悲哀が胸に迫る『デッドゾーン』(83)、
『007 美しき獲物たち』(85)における悪役、
『ミラグロ/奇跡の地』(88)、『ホームボーイ』(88)、『キング・オブ・ニューヨーク』(90)、『バットマン リターンズ』(92)…うん「ジョーク通じなさそう」イメージは、ここまでのキャリアによるものでしょう。
それが変わったのが、『トゥルー・ロマンス』(93)や『パルプ・フィクション』(94)のキャラクター。
ほんとうに、こころの底から楽しんで演じているように見えたから。
よく分からないけれど面白いインディーズ『サーチ&デストロイ』(95)でも踊っていたし笑、
『デンバーに死す時』(95)や『バスキア』(96)、『ラストマン・スタンディング』(96)、『スリーピー・ホロウ』(99)、
『マリー・アントワネットの首飾り』(2001)、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)などなど、とくに90年代後半~2000年代前半は人気監督からのラブコールが絶えませんでした。
それ以降の作品に・・・
実在した女賞金稼ぎを描くトニー・スコットの『ドミノ』(2005)、
俊英マーティン・マクドナーが注目されるきっかけとなった『セブン・サイコパス』(2012)、
イーストウッド御大の『ジャージー・ボーイズ』(2014)など、
さすがに高齢なので多作ではないものの、観て損はない佳作ばかりでウォーケンのホンを選ぶ目は確かなのだなぁと。
最新作は、2020年の『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』。
デ・ニーロと共演、ふたりとも元気でうれしいです^^
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(70)クリストファー・プラマー』
アメリカ出身。
猫大好き、踊るのも得意なウォーケンは、ウィキペディアでは「舞台のミュージカル俳優出身であるため、多くの出演作品の中で多かれ少なかれ踊っている」と記されています。
たしかにそうなんだけど、「多かれ少なかれ」って!笑笑
ジョークの通じるひとなんだ、、、というイメージもキャリア中盤からでしょう。
それまでは演じるキャラクターが低体温過ぎて、ちょっと怖い感じあったもんね。
<経歴>
映画俳優デビュー作は、71年の『ショーン・コネリー/盗聴作戦』。
窃盗団の一員ザ・キッド役でした。
『グリニッチ・ビレッジの青春』(76)、『アニー・ホール』(77)を経た78年、マイケル・チミノがベトナム戦争を描く『ディア・ハンター』で精神をやられるニックを熱演、オスカー助演賞に輝く。
つらいけど、観るべき映画のひとつ。
再びチミノと組んだ『天国の門』(80)は「スタジオつぶした失敗作」とされているけれど、映画としては「かなり」良質。
『戦争の犬たち』(80)、
スティーブン・キング原作、予知能力を持つ男の悲哀が胸に迫る『デッドゾーン』(83)、
『007 美しき獲物たち』(85)における悪役、
『ミラグロ/奇跡の地』(88)、『ホームボーイ』(88)、『キング・オブ・ニューヨーク』(90)、『バットマン リターンズ』(92)…うん「ジョーク通じなさそう」イメージは、ここまでのキャリアによるものでしょう。
それが変わったのが、『トゥルー・ロマンス』(93)や『パルプ・フィクション』(94)のキャラクター。
ほんとうに、こころの底から楽しんで演じているように見えたから。
よく分からないけれど面白いインディーズ『サーチ&デストロイ』(95)でも踊っていたし笑、
『デンバーに死す時』(95)や『バスキア』(96)、『ラストマン・スタンディング』(96)、『スリーピー・ホロウ』(99)、
『マリー・アントワネットの首飾り』(2001)、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)などなど、とくに90年代後半~2000年代前半は人気監督からのラブコールが絶えませんでした。
それ以降の作品に・・・
実在した女賞金稼ぎを描くトニー・スコットの『ドミノ』(2005)、
俊英マーティン・マクドナーが注目されるきっかけとなった『セブン・サイコパス』(2012)、
イーストウッド御大の『ジャージー・ボーイズ』(2014)など、
さすがに高齢なので多作ではないものの、観て損はない佳作ばかりでウォーケンのホンを選ぶ目は確かなのだなぁと。
最新作は、2020年の『グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告』。
デ・ニーロと共演、ふたりとも元気でうれしいです^^
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明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(70)クリストファー・プラマー』