Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(477)

2023-10-13 00:10:00 | コラム
わーぐ「なー」→「なー」とぅ

インド映画には明るくない。
話題になったものを「とりあえず観る」という程度で、積極的に鑑賞する、、、という意識を持ったことはなかった。

逆に。
逆に?
ではないな、むしろ。ですね。
むしろ自分のような、そこそこ映画歴の長いものは、日本にブームがやってくる前の、いわゆるアート系映画、つまりサタジット・レイが監督した作品―55年の『大地のうた』、56年の『大河のうた』、59年の『大樹のうた』―などは「映画史を勉強するため」に目を通してはいる…みたいなところがあって。



インド映画が日本で初めてブームになった年は、98年。

95年に制作された『ムトゥ 踊るマハラジャ』が、おそらく物珍しさも手伝ってスマッシュヒットを記録。



150分、いや180分超えは当たり前。
野性味あふれる男と美女が歌って踊って、なんだかよく分からないが祝祭感もあって楽しいなと。

しかし「どれも同じ」と感じたひとも多く、そのブームは韓国映画のそれとはちがって長つづきしなかった。

ときどき、お!というのはやってくる。

「ハエ」に転生した男の活劇ファンタジー『マッキー』(2012)、


105分でおさめる恋愛映画だってあるんだよ!ということを教えてくれた『めぐり逢わせのお弁当』(2013)、


そして超大作の『バーフバリ』2部作(2015,2017)。

この『マッキー』『バーフハリ』を手がけた、インドのスピルバーグことS・S・ラージャマウリ監督の新作が『RRR』(2022)でR^^

前情報で知っておくべきは、

(1)イギリス領だったころのインドを舞台にしている
(2)例によってえらく長いがまったくダレることがない
(3)ナートゥっていうダンスが最高らしい

ってことくらいでしょう。




ちょっと調べることがあって先日、公開時以来の再鑑賞に臨む。

あらためて驚いたのは。

インド映画に明るくないからそう思ってしまうのかもしれない、

監督がきっちり映画史を踏まえ、なおかつ最新の映画術を心得ている―ということ。

容赦のない暴力描写、それを捉えるカメラワークと特殊効果のさじ加減。

すべてが完璧で、ここ数年の娯楽映画のなかで最高の部類に入るであろうことを保証しておきましょう!!


あすのしりとりは・・・
なー「とぅ」→「とぅ」るーらいず。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(478)』
コメント
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