Cape Fear、in JAPAN

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令和版・海外俳優列伝(103)J・K・シモンズ

2023-10-25 00:10:00 | コラム
55年1月9日生まれ・68歳。
アメリカ出身。

そこそこ長い俳優キャリアを築いているJ・T・ウォルシュさんの名が、一般的な映画ファンに浸透したのは芸歴20年を経過してから。
この列伝で度々言及しているように「たったひとつの映画で、人生を変えたひと」なのです。

その映画とはもちろん、『セッション』(2014)。

※音楽の世界に、これほどはっきりとスポ根要素を取り入れたのは初のことですね^^



<経歴>

モンタナ大学卒。

じつは、おじちゃんになってから突然のマッチョ化!!笑


実質的な映画俳優デビュー作は、94年の『サイレントナイト/こんな人質もうこりごり』。

『ジャッカル』(97)や『サイダーハウス・ルール』(99)、『ギフト』(2000)などでキャリアを積む。
やはりこの面構えなので、刑事が似合いますよね。

2002年より始まったサム・ライミによる『スパイダーマン』のシリーズ(~2007)で、J・ジョナ・ジェイムソン編集長を好演。


このシリーズが、オスカーを取る前の代表作になるでしょうね。
(2021年の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも出演)

コーエン兄弟にとってもお気に入りで、『レディ・キラーズ』(2004)と『バーン・アフター・リーディング』(2008)に出演。
ほかに青春映画の快作『JUNO/ジュノ』(2007)、
ジョージ・クルーニーが好演した『マイレージ、マイライフ』(2009)、
『スティーブ・ジョブズ』(2013)などなど、次第に存在感を増していく。

そして2014年―『セッション』でオスカーはもちろん、数々の助演賞に輝く。

映画における音楽の先生は印象的なキャラクターが多いですが、テレンス・フレッチャー先生がいちばんのビッグインパクトでしょうね~。。。


そのほかの作品に・・・
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)、『セッション』で組んだデイミアン・チャゼル監督による『ラ・ラ・ランド』(2016)、
『ジャスティス・リーグ』(2017)とその続編(2021)、
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2021)、そして最新作が『レッド・ワン』(2023)。


もういっぺんくらい、暴走じじいみたいなキャラクターを演じてくれないかな(^^;)(^^;)


次回の列伝は、J・T・ウォルシュさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『そういやイートインは、数えるくらいしか。。。』
コメント (2)
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