Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

宴のあと

2023-10-23 00:10:00 | コラム
映画の余韻に浸りきっていて、呆けた感じから抜け出せません、、、が、あすから通常コラムに戻ります。


きのうまでに3回、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を鑑賞。

こんな格好で笑


3つの劇場で観たけれど、やはり新しさもあって109シネマズ南町田グランベリーパークが環境的に最もすばらしい。

街はすっかりハロウィンでした。。。



これから都心の劇場へと攻めていくわけですが、ひとつだけいっておくと。。。

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は傑作にちがいないですが、自分が求めるスコセッシではありません。

それは最初から分かっていたこと。
原作があるし、先住民オーセージ族への鎮魂歌として映画を創っているのだから。

今年でいえば、『フェイブルマンズ』『VORTEX』のほうが好き。
映画の完成度や話法などの呪縛から解放され、「映画監督そのもの」と化した作品だから。

『タクシードライバー』(76)や『レイジング・ブル』(80)、原作に基づいた『グッドフェローズ』(90)には「それ」があったからね、それと『沈黙』(2016)にも。


強調しておきたいのは、失望なんかしていない。
期待値と出来が絶妙なバランスを保った、、、といえばいいのかな。

ほぼ100点。
ただ長く映画ファンをやっていて、しかも神の映画となれば、101点を期待してしまうものだからね。

そういうことです^^

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(102)ジェームズ・ベルーシ』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする