62年1月17日生まれ・62歳。
カナダ出身。
とっくの昔にオスカーに輝いていてもおかしくはないのに、無冠なのはコメディアン出身という背景が響いているのか。
そんなこともなさそうだけれど、クセの強い笑いが特徴だから、向こうでも好き嫌いが分かれるのかもしれません。
※バイデンさんのモノマネ:アヒャヒャヒャヒャ(ノ∀`)ヒャヒャヒャヒャ
<経歴>
絵本作家としての顔も持つ。
幼少からコメディアンに憧れ、高校を中退して地元の舞台に立つように。
19歳で米国に渡り、大小様々な舞台で芸を披露し次第に名が知れ渡るようになります。
80年代に入ると、『ザ・トゥナイト・ショー』『サタデー・ナイト・ライブ』など人気のコメディ番組に出演。
映画俳優デビュー作は、84年の『マネーハンティングUSA 500万ドルを追いかけろ』。
『ペギー・スーの結婚』(86…えっ、出てた!?)、
最も尊敬する俳優はイーストウッドだそうで、おそらくコネを最大限に利用、打診したであろう『ダーティハリー5』(88…ロック歌手役)、『ピンク・キャデラック』(89)とイーストウッド主演作に連続出演、
そして94年、主演作『エース・ベンチュラ』が米国でスマッシュヒットを記録する。
日本でもレンタルビデオではそこそこ人気だったものの、知名度が広がるまでには至らず。
このひとの特徴は、顔芸と身体芸。
ちょっと考えられないほど顔が「のび~る」のですよね、笑うよりも前に驚いちゃうほうが先かな(^^;)(^^;)
この94年は当たり年で、
キャリーの芸風とCGが完璧に融合した『マスク』、
バカなコンビがひたすらバカを展開する『ジム・キャリーはMr.ダマー』(2014年になんと、続編『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』まで爆誕!)が話題となり、良くも悪くも??「ときのひと」となる。
悪ノリ演技でエドワード・ニグマ/リドラーの二役を担当した『バットマン フォーエヴァー』(95)、
『ジム・キャリーのエースにおまかせ!』(95)、『ケーブルガイ』(96)、『ライアー ライアー』(97)などは日本でも話題にはなる・・・も、ヒットしたりしなかったりと、安定はしません。
繰り返しますが、本国では(賛否あるものの)ヒットを記録しています。
日本においてキャリーが評価されたのは、むしろシリアス路線のほう。
98年―生まれたときからメディアに監視されていた男の悲哀を描いた『トゥルーマン・ショー』に主演、
『サイモン・バーチ』(98)、
「理解され難い芸」を貫き通した実在のコメディアン、アンディ・カウフマンを大熱演したミロシュ・フォアマン監督作『マン・オン・ザ・ムーン』(99)などなど、
「お、こっちのキャリーいいんじゃね?」と自分も思いましたし。。。
ファレリー兄弟の悪意が爆発した快作コメディ『ふたりの男とひとりの女』(2000)、
『グリンチ』(2000)、『マジェスティック』(2001)。
そして2003年。
「過去の幸福だった恋愛」の記憶だけを消したい男の物語『エターナル・サンシャイン』でケイト・ウィンスレットと共演、
21世紀の新しき恋愛(失恋)映画としてたいへん人気が高く、自分もキャリーでひとつ挙げろといわれれば、この映画を即答しますね^^
・・・しかし、それでもオスカーは微笑まず!
なんでじゃ!?!?
以降も『ナンバー23』(2007)や『Disney's クリスマス・キャロル』(2009)、
『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(2013)、『ダーク・クライム』(2016)、
『ソニック・ザ・ムービー』(2020)と『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』(2022)などで健在ぶりを証明、しかしこれだ!という当たり役には巡り合えず。
(これまでに)充分巡り合ってますけどね、いまは再びコメディのほうに重点を置いているのかな・・・。
………………………………………
明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(119)ジャッキー・チェン(前)』
カナダ出身。
とっくの昔にオスカーに輝いていてもおかしくはないのに、無冠なのはコメディアン出身という背景が響いているのか。
そんなこともなさそうだけれど、クセの強い笑いが特徴だから、向こうでも好き嫌いが分かれるのかもしれません。
※バイデンさんのモノマネ:アヒャヒャヒャヒャ(ノ∀`)ヒャヒャヒャヒャ
<経歴>
絵本作家としての顔も持つ。
幼少からコメディアンに憧れ、高校を中退して地元の舞台に立つように。
19歳で米国に渡り、大小様々な舞台で芸を披露し次第に名が知れ渡るようになります。
80年代に入ると、『ザ・トゥナイト・ショー』『サタデー・ナイト・ライブ』など人気のコメディ番組に出演。
映画俳優デビュー作は、84年の『マネーハンティングUSA 500万ドルを追いかけろ』。
『ペギー・スーの結婚』(86…えっ、出てた!?)、
最も尊敬する俳優はイーストウッドだそうで、おそらくコネを最大限に利用、打診したであろう『ダーティハリー5』(88…ロック歌手役)、『ピンク・キャデラック』(89)とイーストウッド主演作に連続出演、
そして94年、主演作『エース・ベンチュラ』が米国でスマッシュヒットを記録する。
日本でもレンタルビデオではそこそこ人気だったものの、知名度が広がるまでには至らず。
このひとの特徴は、顔芸と身体芸。
ちょっと考えられないほど顔が「のび~る」のですよね、笑うよりも前に驚いちゃうほうが先かな(^^;)(^^;)
この94年は当たり年で、
キャリーの芸風とCGが完璧に融合した『マスク』、
バカなコンビがひたすらバカを展開する『ジム・キャリーはMr.ダマー』(2014年になんと、続編『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』まで爆誕!)が話題となり、良くも悪くも??「ときのひと」となる。
悪ノリ演技でエドワード・ニグマ/リドラーの二役を担当した『バットマン フォーエヴァー』(95)、
『ジム・キャリーのエースにおまかせ!』(95)、『ケーブルガイ』(96)、『ライアー ライアー』(97)などは日本でも話題にはなる・・・も、ヒットしたりしなかったりと、安定はしません。
繰り返しますが、本国では(賛否あるものの)ヒットを記録しています。
日本においてキャリーが評価されたのは、むしろシリアス路線のほう。
98年―生まれたときからメディアに監視されていた男の悲哀を描いた『トゥルーマン・ショー』に主演、
『サイモン・バーチ』(98)、
「理解され難い芸」を貫き通した実在のコメディアン、アンディ・カウフマンを大熱演したミロシュ・フォアマン監督作『マン・オン・ザ・ムーン』(99)などなど、
「お、こっちのキャリーいいんじゃね?」と自分も思いましたし。。。
ファレリー兄弟の悪意が爆発した快作コメディ『ふたりの男とひとりの女』(2000)、
『グリンチ』(2000)、『マジェスティック』(2001)。
そして2003年。
「過去の幸福だった恋愛」の記憶だけを消したい男の物語『エターナル・サンシャイン』でケイト・ウィンスレットと共演、
21世紀の新しき恋愛(失恋)映画としてたいへん人気が高く、自分もキャリーでひとつ挙げろといわれれば、この映画を即答しますね^^
・・・しかし、それでもオスカーは微笑まず!
なんでじゃ!?!?
以降も『ナンバー23』(2007)や『Disney's クリスマス・キャロル』(2009)、
『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(2013)、『ダーク・クライム』(2016)、
『ソニック・ザ・ムービー』(2020)と『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』(2022)などで健在ぶりを証明、しかしこれだ!という当たり役には巡り合えず。
(これまでに)充分巡り合ってますけどね、いまは再びコメディのほうに重点を置いているのかな・・・。
………………………………………
明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(119)ジャッキー・チェン(前)』