Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(122)ジャック・ブラック

2024-02-27 00:10:00 | コラム
69年8月28日生まれ・54歳。
アメリカ出身。

脳科学者の茂木健一郎さんが「日本のお笑いに未来はない」とかなんとか、いろいろうるさいですけど笑、
このひとが比較対象として出しているアメリカンなお笑いがそれほど優れているのかというと、そうとも思えないのですよね。

コメディ映画というものに限定していえば、そりゃたしかに日本産のでこころの底から笑えるのは数えるしかないですけれど。。。

そんな話からジャック・ブラックについて記そうかとも思ったのですが、じつはこのひと、お笑いのひとではありません。
サタデーナイトライブで人気を得て、そこから俳優になったわけではない。

ミュージシャン出身ですからね―しかしトップ画像は、オーソン・ウェルズみたいです(^^;)(^^;)


※とってもニコニコできる映画…みんなの個性が際立っていて素晴らしいです、ドラムの子は交通事故で亡くなったんだよね、合掌



<経歴>

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)中退。
在学中にティム・ロビンスの劇団「アクターズ・ギャング」に参加しています。

90年代前半に、バンド「テネイシャスD」を結成し人気を博す。

同じころに『ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄』(92)で、映画俳優デビューを果たす。
ティム・ロビンスの初監督作でもあります。

『デモリションマン』(93)や『ウォーターワールド』(95)、『デッドマン・ウォーキング』(95)、『ケーブル・ガイ』(96)、『ザ・ファン』(96)、『マーズ・アタック!』(96)、『ジャッカル』(97)などで端役を演じ、
再びロビンスの監督作『クレイドル・ウィル・ロック』(99)に顔を出したのちの2000年、『ハイ・フィデリティ』の音楽オタク役でポップカルチャーファンの注目を受ける。


2001年―ファレリー兄弟の大傑作、『愛しのローズマリー』でグウィネス・パルトローと共演。

「大巨漢」で醜いヒロインが彼にだけ絶世の美女に見える・・・そんなコメディ。
というのは前振りに過ぎず、じつはルッキズムに関する深い考察が展開される必見作です。



音楽への造詣の深さを示す『スクール・オブ・ロック』(2003)、
『キング・コング』(2005)、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』(2006)、

バカバカしいけれど、確実に映画ファンのこころを捉える『僕らのミライへ逆回転』(2008)、


『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)、『バッド・ブロマンス』(2015)、
近作でも『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)などの好演、


『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)ではクッパの声を担当し、このひとを嫌いな映画ファンなんて居ないのではないか、、、と思います^^

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(123)ジャック・レモン』
コメント (4)
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