Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(99)宮沢りえ

2024-02-22 00:10:00 | コラム
~宮沢りえのキャリア10傑~

りえちゃん50歳、
デビュー時から知っている同世代―そりゃ応援したい気持ちも強いですが、若いときはヒヤヒヤモノでしたわね(^^;)

貴乃花やらヘアヌードやらりえママやら。
まさに「すったもんだ」があり、そういうものがすべて乗っかったがゆえの落ち着きを備えている・・・それが、現在の印象でしょうか。


うん、いい女優さんになったと思います。


(1)『父と暮せば』(2004)

井上ひさしの戯曲を黒木和雄が映画化、あっ映画俳優しているなぁ!と思った最初の作品かも。



(2)『紙の月』(2014)

出来心?から横領してしまうヒロインを演じ、新境地開拓。



(3)『ぼくらの七日間戦争』(88)

演技力をフレッシュさでカバーする。
それを許される時期が、10代の俳優にはあるのです。

物語そのものも楽しかった。



(4)『うつつ』(2002)

地味といえば地味なミステリーなのだが、りえちゃん・小島聖・大塚寧々・小西真奈美と、出てくる女優さんがやけに豪華で得した?気分に。


(5)『月』(2023)

最新主演作。
「津久井やまゆり園事件」をモデルとした辺見庸の小説を石井裕也が映画化、誠実に、じつに誠実に創られた力作だと思います。



(6)『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)

末期がんであることを知らされたヒロインの、「忙しなき後片づけ」を描く佳作。



(7)『花よりもなほ』(2006)

是枝裕和、時代劇に初挑戦。
さすがにソツなくまとめているが、敢えていえば、やはりこのひとは現代劇のひとなのだね。


(8)『たそがれ清兵衛』(2002)

こちらは、山田洋次の「初」時代劇。

りえちゃん現代顔かと思ったけど、意外と似合いますね^^



(9)『トイレのピエタ』(2015)

手塚治虫の次回作構想(日記)から着想を得て創られた映画。
野田洋次郎(=RADWIMPS)と杉咲花のための作品だとは思うが、脇のMEGUMIもりえちゃんもよかった。


(10)『トニー滝谷』(2005)

村上春樹の短編を市川準が自由に映画化、共演したイッセー尾形も、りえちゃんも二役に挑戦している。


…………………………………………

明日のコラムは・・・

記念すべき100人目なので、連続でいきます!
『日本女優別10傑(100)桃井かおり』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする