ニコルソン、第二夜です^^
69年の『イージー・ライダー』により、
ピーター・フォンダ、デニス・ホッパーとともにカウンターカルチャーの旗手となったニコルソン。
つづく『ファイブ・イージー・ピーセス』(70)や『愛の狩人』(71)、『さらば冬のかもめ』(73)もアメリカン・ニューシネマの運動が生んだ名作です。
新しき映画ファンはなかなか観る機会を作れないでしょうが、この時代の米映画は出来るかぎり触れておくべきですよ。
74年、ポランスキーによるフィルム・ノワールの傑作『チャイナタウン』に主演。
そして翌年、『カッコーの巣の上で』(75)でオスカー主演賞受賞。
精神病院「独自のルール」に反抗しつづけるマクマーフィを魅力的に演じ、そうだなぁ自分にとってのキャリアベストはこの映画になるのかもしれません。
80年、スティーブン・キング×キューブリックのホラー『シャイニング』で狂人と化していく作家を熱演。
キングは出来に怒りましたが、まぁ面白いですもん(^^;)
80年代も好調をつづけ・・・
『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(81)、『レッズ』(81)、
シャーリー・マクレーンやデブラ・ウィンガーと共演、オスカー助演賞に輝く『愛と追憶の日々』(83)、
『女と男の名誉』(85)、 メリル・ストリープと共演した『心みだれて』(86)、
シェールだけそのまんまでも魔女に見えた(そういうこというなよ!笑)コミカルなファンタジー『イーストウィックの魔女たち』(87)、
『黄昏に燃えて』(87)、
ジョーカーを嬉々として演じ、地味なマイケル・キートン(ブルース・ウェイン/バットマン)をサポート?している『バットマン』(89)、
『チャイナタウン』の続編を自ら監督した『黄昏のチャイナタウン』(90…出来は、まあまあ。だったかな)、
トム・クルーズと演技対決を展開する『ア・フュー・グッドメン』(92)、
『ホッファ』(92)、『ウルフ』(94)、『マーズ・アタック!』(96)。
97年、『恋愛小説家』で2度目の主演賞、演技賞としては3つ目のオスカー像を手にする。
ショーン・ペンの硬質な演出が冴えたサスペンス『プレッジ』(2001)、
枯れたおじさんを好演した『アバウト・シュミット』(2002)、
『恋愛適齢期』(2003)、
達者な演技陣に囲まれても「やはり」いちばん光っていたスコセッシの『ディパーテッド』(2006)、
モーガン・フリーマンとの共演が楽しそうだった『最高の人生の見つけ方』(2007)、
2010年の『幸せの始まりは』はビル・マーレイの代役として出演、
しかしそれ以前に決意を固めていたようで、俳優業の引退を宣言。公に姿を見せるのは、スポーツ観戦だけ(トップ画像)になりました。
最後にもういっちょ!って、やっぱり思っちゃうんですけれどね。。。
次回の列伝は、ジャック・パランスさんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『いつまで、うしろめたいのか(^^;)(^^;)(^^;)』
69年の『イージー・ライダー』により、
ピーター・フォンダ、デニス・ホッパーとともにカウンターカルチャーの旗手となったニコルソン。
つづく『ファイブ・イージー・ピーセス』(70)や『愛の狩人』(71)、『さらば冬のかもめ』(73)もアメリカン・ニューシネマの運動が生んだ名作です。
新しき映画ファンはなかなか観る機会を作れないでしょうが、この時代の米映画は出来るかぎり触れておくべきですよ。
74年、ポランスキーによるフィルム・ノワールの傑作『チャイナタウン』に主演。
そして翌年、『カッコーの巣の上で』(75)でオスカー主演賞受賞。
精神病院「独自のルール」に反抗しつづけるマクマーフィを魅力的に演じ、そうだなぁ自分にとってのキャリアベストはこの映画になるのかもしれません。
80年、スティーブン・キング×キューブリックのホラー『シャイニング』で狂人と化していく作家を熱演。
キングは出来に怒りましたが、まぁ面白いですもん(^^;)
80年代も好調をつづけ・・・
『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(81)、『レッズ』(81)、
シャーリー・マクレーンやデブラ・ウィンガーと共演、オスカー助演賞に輝く『愛と追憶の日々』(83)、
『女と男の名誉』(85)、 メリル・ストリープと共演した『心みだれて』(86)、
シェールだけそのまんまでも魔女に見えた(そういうこというなよ!笑)コミカルなファンタジー『イーストウィックの魔女たち』(87)、
『黄昏に燃えて』(87)、
ジョーカーを嬉々として演じ、地味なマイケル・キートン(ブルース・ウェイン/バットマン)をサポート?している『バットマン』(89)、
『チャイナタウン』の続編を自ら監督した『黄昏のチャイナタウン』(90…出来は、まあまあ。だったかな)、
トム・クルーズと演技対決を展開する『ア・フュー・グッドメン』(92)、
『ホッファ』(92)、『ウルフ』(94)、『マーズ・アタック!』(96)。
97年、『恋愛小説家』で2度目の主演賞、演技賞としては3つ目のオスカー像を手にする。
ショーン・ペンの硬質な演出が冴えたサスペンス『プレッジ』(2001)、
枯れたおじさんを好演した『アバウト・シュミット』(2002)、
『恋愛適齢期』(2003)、
達者な演技陣に囲まれても「やはり」いちばん光っていたスコセッシの『ディパーテッド』(2006)、
モーガン・フリーマンとの共演が楽しそうだった『最高の人生の見つけ方』(2007)、
2010年の『幸せの始まりは』はビル・マーレイの代役として出演、
しかしそれ以前に決意を固めていたようで、俳優業の引退を宣言。公に姿を見せるのは、スポーツ観戦だけ(トップ画像)になりました。
最後にもういっちょ!って、やっぱり思っちゃうんですけれどね。。。
次回の列伝は、ジャック・パランスさんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『いつまで、うしろめたいのか(^^;)(^^;)(^^;)』