Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

Playback ’80 ~外国映画~

2017-05-11 00:10:00 | コラム
【帰省中のため、えれー短い文章にしておきます】


『レイジング・ブル』

80年、米映画。

監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ポール・シュレイダー
撮影:マイケル・チャップマン

出演:ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ、キャシー・モリアティ


ラモッタが肉親でなくてよかった、隣人でなくてよかった、上司でなくて部下でなくてよかった。

なんと不器用で、無様で、みっともない生きかただろうか。

けれども、いやだからこそ、胸を打つのだろう。

好きではないが、いとおしくなるほど人間くさいキャラクターである。





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『Playback ’80 ~日本映画~』
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Playback ’70 ~日本映画~

2017-05-10 00:10:00 | コラム
【帰省中のため、えれー短い文章にしておきます】


『愛のコリーダ』

76年、日・仏合作。

監督:大島渚
制作:若松孝二
助監督:崔洋一

出演:藤竜也、松田英子


猟奇性に溢れた阿部定事件も、オオシマの手にかかれば愛の神話に。

こういうことが出来るのが、映画の面白さだと思う。

定と吉蔵の関係を羨ましいと思った観客は、自分だけではないだろうね。





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Playback ’70 ~外国映画~

2017-05-09 00:10:00 | コラム
【帰省中のため、えれー短い文章にしておきます】


『タクシードライバー』

76年、米映画。

監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ポール・シュレイダー
撮影:マイケル・チャップマン
音楽:バーナード・ハーマン

出演:ロバート・デ・ニーロ、ジョディ・フォスター、ハーベイ・カイテル、シビル・シェパード


誰が観ても楽しめるはずの映画を、なぜか楽しめないヤツが居る。

『タクシードライバー』は、そんなキトクな連中に向けて創られた映画なのだ。

連中(自分含む)にとっては、これは暗い映画なんかじゃない。
とってもハッピーな気分になる、頗るポジティブな物語なんだぜ。





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いってきます(あす、だけど)

2017-05-08 00:10:00 | コラム
えぇ、きょうのコラムはサボリです笑

数日間の帰省のために使用するには、ちょいとでかすぎるスーツケース・・・に取りつけられたキーホルダー、「プッシー」とは、向こうの俗語で「とってもヤバい」意味を持つことば、、、なので、ここでは解説しません。

興味あるひとは、自分で調べてね。

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黄金週間映画企画(8)うむひと

2017-05-07 00:10:00 | コラム
黄金週間の特別企画、最後は「映画における、印象的な出産・誕生その他」でいこう。


出産に立ち会ったことはないし、当然、出産したこともない、、、というか、性別的に出産は不可能。

この時点で、女性に敵わないなって思うわけですよ。

女性の映画監督が増えてきたとはいえ、8~9割が男であるというのが現状。
彼らが捉える出産の描写だって迫真性に富むものかもしれないが、女性でしか辿り着けないところがあるような気がして。

生々しい描写にはなると思うけれど、女性の映画監督には、ぜひそのあたりに挑戦してほしい。


(1) アンゲラ・ヴィンクラー…『ブリキの太鼓』(79・トップ画像)

放火魔を「スカートのなかに」かくまい、それで出来たのが、主人公オスカルのママである。

(2)エイリアン・クィーン…『エイリアン2』(86)

クィーンにとっては、かわいいかわいい子どもたちにちがいない。




(3)グレン・クローズ…『ガープの世界』(82)



生殖行為としてのセックスしかしたくない―そう思っていた主人公の母が、取った行動とは。

(4)パトリシア・アークエット…『インディアン・ランナー』(91)

感動的な出産シーンではあるのだが、観慣れていない自分にとっては、なかなかの衝撃度だった。

しかも演じたのが、まだ「ロザンナの妹」としか知らなかった、可憐なパトリシアであったし!

(5)二木てるみ…『春駒のうた』(86)

学校の映画鑑賞会で観る。

物語は忘れたが、冒頭の出産シーンでどよめきが起こったことだけは「はっきりと」覚えている。

ガキなんて、そんなものですよ。

(6)タリア・シャイア…『ロッキー2』(79)

(エイドリアンの)難産が過ぎて、トレーニングに身が入らないロッキー。

(7)グウィネス・パルトロー…『セブン』(95)

「もし子どもを産むんだったら・・・思いっ切り甘やかせてやれよ」




(8)リンダ・ハミルトン…『ターミネーター』(84)

ラストシーン。



ジョン・コナーのママだもん、そりゃあ強いよ。

(9)シャーリーズ・セロン…『サイダーハウス・ルール』(99)

中絶の問題を扱った、もっと多くのひとに観てほしい傑作。

(10)ヴァネッサ・マーシル…『ザ・ロック』(96)



「さっきの話、ほんとう? こんな時代に生まれてくる子どもたちが可哀想って」
「あのときは、そう思ったというだけの話だよ」
「あのときって、ほんの7秒前のことばよ!」

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『いってきます(あす、だけど)』
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