どりーさつえ「い」→「い」し(医師)
幸福なことに―というべきでしょう、病院には外科的なことで世話になるばかりで、内科の受診を受けたことは「ほぼほぼ」ない。
外科なんて文字どおり外的な痛みだけだからね、内的な痛みとか、想像するだけでしんどいもの。
外科の先生が荒っぽいというのは、けっこう当たっていると思う。
実際、自分が受けた先生は荒い・粗いひとばかりだった。
理学療法士はソフトなひとが多かったけど。
妙な表現になるが・・・
「なにかしらの危機や葛藤」が必須ともいえる物語の世界においては、医師という存在は引く手あまたの大人気キャラクターといえる。
以下、映画に登場する「印象的な医師」10選を。
「好き嫌い」ではなく「印象的な」ですよ、念のため。
『レナードの朝』(90)
実話を映画化、
慢性神経病患者専門の病院に勤務する医師マルコム(ロビン・ウィリアムズ)が、患者レナード(ロバート・デ・ニーロ)にパーキンソン病の新薬を投与すると・・・。
デ・ニーロ信者である自分が、どう捉えてもデ・ニーロの演技を好きになれない困った作品。
けれども、マルコムを演じたウィリアムズはよかったね。
『エレファント・マン』(80)
外科医フレデリックを演じたのは、名優アンソニー・ホプキンス。
「彼」を初めて見たときの涙は、とっても印象に残る。
『カンゾー先生』(88)
坂口安吾の『肝臓先生』をイマヘイが軽快に映画化、柄本明は好演しているものの、
誰ですか、麻生久美子のお尻しか印象に残らない! とかいっているひとは!?
『静かなる決闘』(49)
梅毒に感染した医師・三船の苦悩を描く黒澤映画。
彼を想う千石規子がいいんだ、これがまた。
『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』(98)
これまたロビン・ウィリアムズが、実在した医師を演じている。
知識や技術と同じくらい「治療にはユーモアが必要」という考えを説くアダムス医師の半生を描いている。
『ディア・ドクター』(2009)
「ウソ」をテーマにした西川美和の野心作。
鶴瓶さん、演技すばらしいですね。
『インファナル・アフェア』(2002)
ケリー・チャンが演じるのは、精神科の先生。
このひとに診てもらえるのだったら、いっちゃうけど、精神の落ち込みくらいなんだ!? って思っちゃう。
『サイダーハウス・ルール』(99)
ラーチ医師を演じたマイケル・ケインは、オスカー助演賞受賞。
中絶の賛否を扱っている物語なので、一部の地域・宗派によっては本作はNG扱いだそうで。
『RONIN』(98)
日陰者のための医者は、やっぱり日陰者。
でも技術はたしかです。
『酔いどれ天使』(48)
ナンダカンダいって、志村喬が演じた医者がベスト。
赤ひげ先生と迷ったけど、ふたつめの黒澤映画からは酔いどれ先生を選出!
次回のしりとりは・・・
い「し」→「し」んぶん。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『イマサラ感』
幸福なことに―というべきでしょう、病院には外科的なことで世話になるばかりで、内科の受診を受けたことは「ほぼほぼ」ない。
外科なんて文字どおり外的な痛みだけだからね、内的な痛みとか、想像するだけでしんどいもの。
外科の先生が荒っぽいというのは、けっこう当たっていると思う。
実際、自分が受けた先生は荒い・粗いひとばかりだった。
理学療法士はソフトなひとが多かったけど。
妙な表現になるが・・・
「なにかしらの危機や葛藤」が必須ともいえる物語の世界においては、医師という存在は引く手あまたの大人気キャラクターといえる。
以下、映画に登場する「印象的な医師」10選を。
「好き嫌い」ではなく「印象的な」ですよ、念のため。
『レナードの朝』(90)
実話を映画化、
慢性神経病患者専門の病院に勤務する医師マルコム(ロビン・ウィリアムズ)が、患者レナード(ロバート・デ・ニーロ)にパーキンソン病の新薬を投与すると・・・。
デ・ニーロ信者である自分が、どう捉えてもデ・ニーロの演技を好きになれない困った作品。
けれども、マルコムを演じたウィリアムズはよかったね。
『エレファント・マン』(80)
外科医フレデリックを演じたのは、名優アンソニー・ホプキンス。
「彼」を初めて見たときの涙は、とっても印象に残る。
『カンゾー先生』(88)
坂口安吾の『肝臓先生』をイマヘイが軽快に映画化、柄本明は好演しているものの、
誰ですか、麻生久美子のお尻しか印象に残らない! とかいっているひとは!?
『静かなる決闘』(49)
梅毒に感染した医師・三船の苦悩を描く黒澤映画。
彼を想う千石規子がいいんだ、これがまた。
『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』(98)
これまたロビン・ウィリアムズが、実在した医師を演じている。
知識や技術と同じくらい「治療にはユーモアが必要」という考えを説くアダムス医師の半生を描いている。
『ディア・ドクター』(2009)
「ウソ」をテーマにした西川美和の野心作。
鶴瓶さん、演技すばらしいですね。
『インファナル・アフェア』(2002)
ケリー・チャンが演じるのは、精神科の先生。
このひとに診てもらえるのだったら、いっちゃうけど、精神の落ち込みくらいなんだ!? って思っちゃう。
『サイダーハウス・ルール』(99)
ラーチ医師を演じたマイケル・ケインは、オスカー助演賞受賞。
中絶の賛否を扱っている物語なので、一部の地域・宗派によっては本作はNG扱いだそうで。
『RONIN』(98)
日陰者のための医者は、やっぱり日陰者。
でも技術はたしかです。
『酔いどれ天使』(48)
ナンダカンダいって、志村喬が演じた医者がベスト。
赤ひげ先生と迷ったけど、ふたつめの黒澤映画からは酔いどれ先生を選出!
次回のしりとりは・・・
い「し」→「し」んぶん。
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明日のコラムは・・・
『イマサラ感』