Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(445)

2023-02-13 00:10:00 | コラム
とーましんまっけん「じー」→「じー」ぱん

デニム生地でできたズボンの総称が、ジーンズ。
日本でのみ「ジーパン」と呼ぶ時代があった(…って、オジジ・オババは未だいうよね)理由は諸説あるみたいだけど・・・

「G.I.が穿いていたパンツだからGパンになった」説が、個人的にはいちばんしっくりくるなぁ^^

自分?
減量が成功してから最初に買ったものは黒のジーパン「Lee」で、これをしばらく穿いていたものの、自分には似合わないなと。
それから30年ちかく経ったが、「それ一本のみ」所持。

ハーフパンツを好むようになったこと。も理由のひとつだが、たとえロングパンツを購入したとしても、チノパンやカーゴパンツのほうが自分には似合っていると思ったわけ。


「映画とジーパン/ジーンズ」といえば、世紀が移動してもジミーでしょう。


CMに限定すれば、ジェニファー・ラブ・ヒューイットが最高!!



日本人にもジーパン大好きな草彅ツヨポンとか、キムタクとか大仁田厚・笑とか、けっこう居る、、、はずなのに、それが映画と結びつくことが少ない。

衣装として穿いてはいても、鮮烈なイメージを植えつけることはないってこと。


『テルマ&ルイーズ』(91)
トップ画像。
反逆のキャラクター性を強調していてすばらしい。


『乱暴者』(53)
と記して「あばれもの」と読む。
自分の趣味でいえば、ジミーよりブランドかな。
公開当時であれば、真似していたかも(^^;)



『タクシードライバー』(76)
上着ばっかり言及されるが、トラビスはじつはジーパン穿いていることが多い。

アイリスも穿いているね。

翻ってベッツィは穿かない。
衣装の効果って、こうしたキャラの描き分けに適しているのですよ。


『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)


ギターとスケボーを愛する、一般的な米国のティーンエイジャー像が完璧に表現されている。
ジーパンとは関係ないけど、お気に入りのベストが55年の世界では「救命胴衣」と解釈され、ほうぼうで「沿岸警備隊?」といわれるのが定番ギャグになってましたね^^


あすのしりとりは・・・
じー「ぱん」→「ぱん」く。

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『シネマしりとり「薀蓄篇」(446)』
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本体はどこじゃ(^^;)

2023-02-12 00:10:00 | コラム
最寄りのドラッグストアに買い物に行って「よく」思うこと。

ボディシャンプー/シャンプーとか、手洗い用液体せっけんとか、ファブリーズとか。
洗剤でもなんでもそうなんだけど。

ふだんは「詰め替え用」液体を買う、そのほうが経済的だしね。
空の容器はいちど洗って乾かしておくと。

でもさ、何年も容器を使っていて凹んだり見た目の劣化が激しかったりして、容器本体を買うときだってあるじゃない。

そういうときに思うんだ、あれ容器本体は??と。

そう、詰め替えだけが陳列され、容器本体が在庫切れってこと、よくあるのよ。

つまり、「卵が先か鶏が先か」問題。

・・・いやちがうな、「卵が先か鶏が先か」は答えを出すのが難しいが、詰め替えと本体なんて、本体が先に決まっているでしょうよ。

なのに、本体がない。あるいは、異様に少ない―というのは、「それ」が必要でない「ときにも」観察してみて確信した、

「もうみんな持っているだろうから、詰め替え用だけでOKだよね」的な商品提供が常態化しちゃっているんです。


本体がいつまでも売れず、埃かぶっちゃう。
みたいなことも、ないではないと思う。
思うのだけれど、需要に対して供給が「あまりにも」細過ぎるんじゃないだろうか、、、と思うわけですよ。

そう感じません??




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『シネマしりとり「薀蓄篇」(445)』
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日本女優別10傑(40)佐伯日菜子

2023-02-11 00:10:00 | コラム
~佐伯日菜子のキャリア10傑~

演技派〇〇という言い回しが大嫌いで。

演技するのが演者なわけでしょ、俳優さんなわけでしょ。

失礼な話だなぁと思う、
では、とくに演技派といわれない俳優さんは演技がヘタだというのか?みたいな。

佐伯日菜子さん45歳、彼女もまた出てきた当初「演技派の若手」と評されていた気がする。


憑依型演者であることはたしかだけれど、なんかちがうよな、イヤだなと思ったものです。。。


(1)『毎日が夏休み』(94)

堂々の主演デビュー作。

大島弓子の人気漫画を金子修介が映画化、父役に佐野史郎・母役に風吹ジュン、完璧な布陣だった!



(2)『らせん』(98)

いろんなひとが貞子を演じてきたが、彼女がいちばんなのでは??


(3)『静かな生活』(95)

大江健三郎の原作小説を伊丹十三が映画化、
佐伯さんと渡部篤郎の演技合戦が見どころで、、、うーむ。このあたりで「演技派」と呼ばれだしたのだろうね。



(4)『ギプス』(2001)

塩田明彦監督作。
まだデジタルで撮ることが珍しかったころの作品であり、注目はそこに集まったが、怪しげなギプス女を演じた佐伯さん悪くなかったと思います。


(5)『インターミッション』(2013)

銀座シネパトスの閉館を惜しみ、映画館愛を謳った佳作。
秋吉久美子や香川京子、小山明子らの迫力に負けじと、佐伯さんは二役に挑む。


(6)『葬式の名人』(2019)

主演は前田のあっちゃん、大阪府茨木市の市制70周年記念として創られた観光映画ではあるが、川端康成好きにはピンとくるタイトル冠せられたら、そりゃあ観なきゃね。


(7)『蛇女』(2000)

やっぱり、ホラー顔なのかな(^^;)



(8)『エコエコアザラク3 MISA THE DARK ANGEL』(97)

旬な若手を起用していくことでも知られる、人気ホラーの3作目。



(9)『うずまき』(2000)

伊藤潤二のホラー漫画をウクライナ出身、日大芸術学部卒のHiguchinskyが映画化。
主演は初音映莉子。


(10)『サンセットドライブ』(2015)

家族の物語を、佐伯さん「以外は演技未経験者」で紡いだ小品。
でも、悪くなかったよ。

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『本体はどこじゃ(^^;)』
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それでも伸ばしつづけます^^

2023-02-10 00:10:00 | コラム
2週にいちど、浴室でバリカン使って坊主に。

アゴヒゲは、2日にいちど整える。

前にも記したと思うが、コロナによってマスク着用が日常化している、、、にも関わらず!


コロナ5類への移行を前にして、「(罹っても)大したこと、ない。」といわれ始めたけれど、それでも「なんとなく着用」をつづけているのが日本人であると。

まぁ自分のように重度の花粉症持ちも居るからね、これからの時期は外したくても外せない。
春以降が、「ハズシどき」かな。


着用か非着用かは各々で決める感じになっていくのでしょう、それに対し他者がアアダコウダいう必要はないと。。。

けれども。
着用をお願いしているのにノーマスクを通し飲食店で揉める客。
とか、
鼻出ている状態の着用で反則扱いされる棋士。
とかは論外だと思うが、

「合唱コンクールでマスク着用」っていうのはなぁ、なんとかならんのか!?と。

それじゃあ実力を発揮出来ない子も居るだろうし、正当な評価も出来んでしょう。

コロナショックで最も可哀想だと思ったのは、飲食店(もそうだけど)でなく、若い子たち。

そろそろ元の状態に(少しずつでも)戻すべきなんじゃないでしょうか。
その動きに紛れて自分もマスクを外し、自慢のアゴヒゲ?を見せるようにしますので(^^;)




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『日本女優別10傑(40)佐伯日菜子』
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令和版・海外俳優列伝(55)ガイ・ピアース

2023-02-09 00:10:00 | コラム
67年10月5日生まれ・55歳。
イギリス出身、国籍はオーストラリア。

なんか雰囲気がハリウッドっぽくないよな―と思ってましたが、やはり英国のひとでしたか。

どちらかというとアート指向「強め」の作品に積極的に関わる俳優さん、
しかしその映画が「たまたま」一般的な注目を受けて、本人が思っている以上に有名になっちゃった、、、そんな印象を受けます。

クリストファー・ノーランが、これほど重要な映画監督になるなんて、誰も想像してなかったものねぇ!!



<経歴>

メジャー大会ではないものの、ボディビルの大会で優勝した経験もある(じつは)細マッチョ。

芸能界デビュー時は活動拠点を豪州にしており、本国ではテレビドラマの売れっ子だったとか。

映画俳優デビュー作は、90年の『Heaven Tonight』。

94年―テレンス・スタンプ、ヒューゴ・ウィーヴィング(エージェント・スミス!)らとドラァグクイーンを演じた『プリシラ』が本国以外でもスマッシュヒットを記録、日本でもミニシアターで好成績を残し知名度が少しだけ上がる。


97年、『L.A.コンフィデンシャル』で上昇志向の主人公(の、ひとり)を好演し日本の映画ファンも完全認知にいたる。

ラッセル・クロウと比較すると損な役回りだったはずですが、ベイシンガーと寝てしまう弱さもきっちり演じて、最後は「よいヤツ」に^^



『ラビナス』(99)、『英雄の条件』(2000)を経て、ノーランの才気が爆発した快作『メメント』(2000)で鮮烈な印象を残す。

記憶喪失であることを自覚し、身体にタトゥーを彫っていくキャラクター。
なるほど、ボディビルダーとしての魅力がここで発揮出来たのか!!

『タイムマシン』(2002)、アンディ・ウォーホルを好演した『ファクトリー・ガール』(2006)、『ハート・ロッカー』(2008)、
『アニマル・キングダム』(2010)、『英国王のスピーチ』(2010)、『プロメテウス』(2012)、『アイアンマン3』(2013)、『エイリアン: コヴェナント』(2017)…有名になって以降も多作ではないですが、すべて話題作なんですよね。すごい。

そう考えると、デ・パルマが相変わらず「かぶいて」いる『ドミノ 復讐の咆哮』(2019)は、もう少し話題になってもよかったのではないか。



最新作は、2021年の『ウィズアウト・リモース』。
周期的に飛び抜けた代表作が生まれている印象なので、そろそろすごい作品が登場しそうです^^


次回の列伝は、カイル・マクラクランさんから。

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