UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

気分は「春」

2007年01月09日 | 日記・エッセイ・コラム

学校も今日から。休みの長い会社も始業。

今日から「ランチ」も始まり、職場の活気も戻るだろう。お日様が、気のせいか少し明るくなった。まだ2月があるけど、雪もまだ降るだろうけど、今からは日に日に春に近づく。

どこかに行く?って、言ってくれないかなぁ、と、夫に思う。

仕事上、連続した休みが取れないし、管理だ、売上げだと、そんな気分になれないよね。

先日、テレビで見た、中国の「青海チベット鉄道」。これに今乗ってみたいらしい。「鉄道旅行」なら、私に任せといて!

ロシアの「シベリア鉄道」が夢だ。出来ることなら、中国から鉄道を乗り継いで行きたい。約一週間かけてサンクトぺテルブルグまで。そこから乗り継ぎ、中欧を通ってパリ、最終地はヨーロッパの西の果て、ポルトガルまで。

17年前の新婚旅行。

パリからバルセロナまで乗った夜行列車「タルゴ」。

国内でも夜行なんて乗ったこと無いのに、手違いで二等の男女別々4人室。

列車の中は、日本人は私たちだけ。当時は乗ったらパスポートを車掌に預け、国境を通過する手続きをしてくれる仕組みになっていた。回収しにきた車掌が「私は日本人のパスポートを趣味で集めているんだ」なんていうジョークが冗談にとれないくらい緊張。だって私、そのコンパートメントにひとり。

自己紹介し合い、フランス人の若いオネエサンとベルギー人のおばあさん二人と分かるが、片言の英語しか出来なかった当時、親切にしてもらっても何も言い返すことが出来なくて悔しい思いをした。

翌朝、部屋の外で夫と話をしていたら、スペイン人の家族が「何処へ行くのか」と聞く。バルセロナといっても駅が二つあって、こっちだ、あっちだと世話焼きだった。みんなとても情熱があり親切。スペインがすごく好きになった。まあ、また行くことになるわけだが。

そこで、戻ってから、「カタコト」語学に燃えた。

鉄道旅行は、色々なところで触れ合いアリ、トラブルもアリ。でも時間もたっぷりあるし、何より、雲ばっかの飛行機に比べ、素晴らしい景色が旅の虜に。

中国語を勉強してみようかな?

上海へ行った時、書いてあることはだいたい理解できたから、なんとかなるか?