車の来ない路地で、年中くらいの子どもが2人とお父さんが
しゃがみ込んで何かを見ている
通りがかりに、何見てるの?と声をかけた
スマホを構えたお父さんが、ちょっと照れ笑いを浮かべながら地面を指さし
カマキリなんですよ、と応える
見ると、まだ小さなカマキリが
お尻をツンとあげて、何とかつまみ上げようとする子どもを威嚇している
カマキリの赤ちゃんってほんとにかわいい
2年前に庭の木で撮影した写真を思い出した
剪定した時に見つけて見やすいところに枝ごと卵を結びつけておいたものが
丁度孵った時を見ることができたのだった
マイムの子どもが丁度この2人くらいの時
部屋の入り口で小さな甲虫を見つけたらしくじっと見ていた時があった
さてこの虫、捕まえようかはじき飛ばそうか迷っている時
それを見ていた叔母が
「ほらほらそんなとこにいるとムシムシが来るよ!」と言いながら
てっしゅで丸めてゴミ箱へ…
ぽかんと口を開けているマイムの前を
子どもの手を引いて強制的に連れ去ったのでした
母親もこんなカンジなので当然子どもは
虫=存在してはいけないもの、とすり込まれ
今でも大嫌いな男子に成長しました
あの路地で見つけた親子は、スマホで写真を撮って
家に帰ったらきっと
お母さんに自慢するに違いない
お母さんは、ヒャ~とか言いながら
かわいいね~って共感してほしいな。。