ロシアではキノコ狩りシーズン真っ盛りの時期です。
ご存知のようにロシア人はキノコ狩りが大好き。ネットでも特に今はキノコの記事がいっぱいになります。『ロシアのグリブニーク(キノコ狩り人)』のサイトにある「国と世界のキノコのニュース」はキノコについてのさまざまなニュースが集められていて、最近毎日見ています。(7月には森へキノコ狩りに行って行方不明といった記事がけっこうありました。キノコ狩りの大きな危険は森での行方不明と毒キノコによる中毒です。)
どんどん新しいニュースが入って来るのですが、昨日関心をもったのは「8月中旬のキノコ:クサハツ、ベールイ、ベニタケ(類)」。ベールイというのはロシアで「キノコの王様」と言われていて、ベールイで籠いっぱいの自慢気な動画をよく見かけますね。このキノコは、かの有名なポルチーニなんです。ベールイがポルチーニであるとは聞いたことも書いてあるのも見たことないのですが、私が保証します。えっ、心配? 大丈夫!! ベールイはポルチーニです。
モスクワ地方は8月上旬暖かくて乾燥した天候だったので、キノコは今いちでしたが、先週雨が降り、今は出ているそうですよー、ぞくぞくと。キノコは湿った、暖かな気候が好きなんです。それでモスクワ郊外の森での今が盛りのキノコが「クサハツ、ポルチーニ、ベニタケ類」だそうです。ポルチーニが盛りって、すごいですね。
「クサハツ(ヴァールイ)」ってどんなキノコか、ネットで検索。あら、「臭い初茸」の名前の通り不快臭がして、味は辛くて、しかも有毒、「最悪ですね」なんて書いてあるサイトも。この有毒キノコをロシア人たちは今採集している???? クサハツだけでなく日本で有毒とされていてロシアで「食用」とされているキノコはけっこうあります。なぜでしょう?
次の機会にロシア人は毒キノコをどうやって食べるか、それをクサハツで紹介しますね。
日本と同じ採集民族ということはあるかしら?
山菜採りと共通部分もあるかもしれませんね。
「静かな狩り」とか「3番目の狩り」といわれるように、狩りの要素はキノコの方が多い気はします。
むずかしい・・・・