クサハツってどんなキノコ? 例えば、日本ではこんなキノコとされてます。
日本だけでなく、ヨーロッパでもクサハツは食用不適とされているそうです。それがロシアでは食用キノコです。
「条件つきの食用キノコ」と書いてある場合もあります。「条件つき」というのは調理前の下処理が必要ということです。
まず、クサハツは傘の開ききっていない、直径6センチ以下の若いキノコを採取する。キノコについている枯葉やゴミをとり、苦い皮をはぎ取り、きれいにしてから、冷水に浸します。日に2回(塩)水を取りかえて、2~3日間。その間に苦味と不快な臭いが取り除かれます。この方法ともうひとつ、茹でる方法もあります。この方が手っ取り早いです。きれいにしたクサハツを鍋に入れ、水を注いで40分以上茹でます。
下処理をしたら、塩漬け、まれに酢漬け、あるいはいためたり、蒸し焼きにしたりできます。塩漬けにすることが一番多く、クサハツは高級キノコとは決して言えませんが、通人はクサハツの塩漬けは他のたくさんのキノコにまさるとしています。
ロシアでクサハツは毒キノコではありません。よく知られている毒キノコにベニテングタケがあります。猛毒ではありませんが、有毒キノコです。これも食べ方によっては、おいしいんですって。 「ロシアで食されるやばいキノコ6種」 (RUSSIA BEYOND)に調理法があります。
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