ダーチャから夫が帰ってきました。
持ち帰ったのはたくさんのオトギリソウと鈴虫用のクズの葉。 。
オトギリソウは英語でセント・ジョーンズ・ワート(聖ヨハネの草)といい、聖ヨハネの日(旧暦6月24日 新暦7月7日)の朝に摘んだ草は強力な魔よけの力があるとされ、ドアや窓に吊るされました。
ずい分前になりますが、6月24日の昼休みに友人たちと多摩川に採りに行っていたことがあります。毎年行っていたのですが、だんだん行かなくなって、何年かぶりでひとりで行ってみたら、行けども行けどもオトギリソウがないのです。どうやら、なくなってしまったようなのでした。
ダーチャの庭づくりをはじめたころ、まず、近所のハーブ園で買ってセイヨウオトギリを植えました。それはだんだんにふえて、一時は2畳間くらいの場所に群生していました。6月末から7月初めに黄色い花を咲かせ、それを折り取って、テーブルにひろげて、乾燥させました。そのとき、オトギリソウは香ばしい干草のようなにおいがするのです。このにおいが大好き。
ところが、何年かしたら、突然群生していたオトギリソウがきえてしまったのです。すっかり消えたわけではなく、小さなのが庭のあちこちに生えている状態がつづいていました。
今年、夫がこんなに立派なオトギリソウを持ち帰ってくれて、うれしいです。
今も大きく息を吸い込むと、干草のにおいがします。
ダリアの季節がきたようです。昔植えたグラジオラスもまだ咲いてくれているようです。
ジュリちゃん、車にのれるようにならないかな~。
「おうちがだいすきでーす」(ジュリア)
葉に黒い斑点があります。これはあやしい情報かもしれないんですが、多摩川のオトギリソウは「コゴメバオトギリソウ」って聞いた記憶があるんです。コゴメバオトギリソウもセイヨウオトギリソウのの仲間ですから、ほとんど同じなんでしょう。
割と最近多摩川にきた植物なのですね。これも昔ですが、こまこさんたちと多摩川に行ったとき、ビロードモウズイカを初めて見ました。今はどうでしょうか?
我が家のは 長梅雨で 弱ってしまってますが もうすこし気温が下がれば 復活するかなと期待しています。
ご主人、別荘の香りをお土産にしてくださって 優しいです
多摩川に ビロードモウズイカもあるのですか?!愛知県は、ビロードモウズイカは育たず 本で眺めているだけです。
セイヨウオトギリソウ、ビロードモウズイカもそうしたハーブですね。ビロードモウズイカって検索したら、駆除ってでてきました。侵入生物のひとつ?
生態学者のこまこ夫さんからすると、ガーデニングブームって在来植物にとってマイナスなのかな?
ダーチャの庭はけっこう広いのですが、一時ビロードモウズイカが売りでした。でも今は1,2本しかないそうです。中央高速沿いもそうですね。
ビロードモウズイカは多摩川の河原に生えています。少し増えているかもしれない印象を持っています。長野の伊那にも生えていましたので、各地に広がっていますね。
外来種はいっときはびこっても、消えてしまう植物もありますね。たとえば、ブタクサは町中ではほとんど見かけません。タカサゴユリはうちの庭にも生えるようになったのが、最近見かけなくなりました。オウキンケイギクはそうですか。高速の法面によく咲いているオレンジっぽい黄色のコスモスみたいのがそうでしょうか。ビロードモウズイカは中央高速の長坂手前の路端にずらーっと並んでいたのですが、最近は見かけません。高速の先に進んでいる?
面白いですね。