7月の終わりごろ種蒔きをした大豆は 枝豆として食べてもすごく美味しかったのですが そんなには食べられません。
そのまま熟させて大豆になるまで待ち ばあちゃんが枯れ具合を見て収穫し 玄関で干しました。
近くを通ると パチッパチッ 音がします。 大豆の殻が 開く瞬間だと思います。
畑から引き抜かれて 根を切られて 干されて でも生きている。 この音は生きている音だ そんな気がしました。
数日干してから 今度はばあちゃんが手で殻を振って 豆を落としました。
毎日落ちる分だけ落とし それを4日位繰り返します。
振って落とせば殻は壊れないので 豆がきれいに集められるということです。
この超単純作業の繰り返し ばあちゃんはこれを苦とは感じないと言うより はつらつとやっています。
次に 集めた大豆を転がしながらえり分けて 変な豆を取り除く手際も お見事! 職人技です。
こういう技術を伝承したいという若者に 出会いたいものです。