古い長屋の西南の角は、昔々トイレだった所です。
コンクリートで囲われている所に、ばあちゃんが板を敷いて使っていました。
基礎なんて無いつくりですから、板を敷いてもボコボコでガタガタ。
平らだったら使いやすいのに、と言うので、板を張ることにしました。
材料は、リフォームで出た廃材です。
きちんとした長方形なら苦労は無いのですが、4辺の長さが全部異なり、
平行な辺の高さも違くて、めちゃくちゃ四角形です。
まずどんな風に作ろうか考えながら、使う木を探しました。
大工さんに頼んで、ラワン材の床板を丁寧にとってもらっておいたので、
一番上はその板を使うことにしました。
釘は以前、まあちゃんとリフォームした時の残りを使うことにし、
金づちではめ込む部分を斜めに打っていきました。
うっかり指を打ってしまい、血豆が一つ出来ましたが、
二日目には自分でも、手際よく要領よく出来るようになったと感じました。
なかなかの出来上がりかな? 面白かったです!
新品の材料とプロの道具を使えば、あっという間に終わる作業ですが、
廃材と金づちとノコギリで作る方が、この場所には合っています。
分相応の充実感、満足感を経験し、次にやりたいことが出て来そうです。