MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

挑戦

2012-02-13 22:30:55 | まい ぺぇす
先週途中まで運んだ11本のクヌギを 3人で庭から眺めました。
「あれ重かったね。階段を作ったんだけど 上まで運ぶのは無理かなあ。」
私がそう言うと たかちゃんとじゅんちゃんは 無理無理という反応。
そこで私は 一押ししました。
「無理かもしれないけれど もしかしたらできるかもしれない。やるだけやってみようよ。
 できるところまでやって 無理ならそこでやめればいい。ね!」

二人で上れる程の階段ではないので 今回も私とペアで運びました。
運べそうな木を選んで 声をかけて すごいすごいと励まして 5本道路の横まで運びました。



運んだ木をトラックに載せるのは 二人にまかせました。
置く時には 二人で声をかけあって置くこと。重くても 勝手に手をはなさないこと。
全部載せて 家まで運び 今度は 下ろす番。これも おまかせ。

次は 枯れたヒノキの皮むきをして いよいよお昼です。
今回は 野菜たっぷり生ラーメンと人参ご飯。
「野菜炒めを 全部二人で作るんだよ。はい頑張って!」
じゅんちゃんはしもやけが痛いので 切るのはたかちゃんにまかせました。
二人で交互に炒めて じゅんちゃんが味見をして OKです。

やれることは 何でも自分でやってみよう。
けっこう できるもんだと思うよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木が好き

2012-02-10 22:07:33 | 自然
数年前に伐った桜の幹や枝が 竹林の中にあります。
シメジかナメコの菌を植えたのですが もうぼろぼろになっていて きのこは出ないようです。
枝の方はそのままにして置いたので まだ桜の皮がついているのですが 皮の下はぶかぶか。
しかし 芯の部分はしっかりしていて さわると硬いです。



去年の11月に伐ってもらったクヌギは 伐る時にまだ葉がついていました。
ばあちゃんが枝を集めて束ねたのですが 茶色の葉っぱはいつ落ちるのかなと見ていたら
どうも 落ち葉のようには落ちないみたいです。
完全な枯れ葉状態では ないのでしょうか。

伐られた木が 自然に腐ってぼろぼろになり 土になるまでには長い年月が必要です。
木の芯は ちょっとやそっとでは びくともしません。 強い!
落葉樹は 落葉する時を経なければ 伐られても葉を落とさない 私はそう思います。
木の仕事をする人にとっては 何でもないこんなことに 感動します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木は重い

2012-02-07 14:54:28 | まい ぺぇす
立春と言っても 寒さはピーク
こんな日は 暖かい部屋から出たくない?
いえいえ 外で体を動かした方が 身も心もポカポカしてくるのです。

前回 長い竹を運んだので 今回は 太くてどっしり重いクヌギを運ぶことにしました。
力仕事の前に まずは腹ごしらえ。
フライパンで焼いたサツマイモは ちょっとこげて甘くてほこほこ。
たかちゃんとじゅんちゃんの顔に 「うまーい!」と書いてあります。



椎茸の原木にするクヌギですが 一人では運べない重さです。
気を抜いて運ぶと けがをしたり 斜面から転がしてしまうおそれもあります。
二人にとっては 簡単そうに見えて けっこうハードルは高い仕事です。

細いものはじゅんちゃんとたかちゃんの二人で運び 重いものは私とペアを組んで運びました。
運ぶ途中で すごい風が吹いてきて目を開けられなくなり しばらく体を小さくして待ちました。
木の重さと持ちにくさ 幹の手触り 歩きにくさ 二人とも体で感じたようです。
働くというのは 楽ではない。いやになっても やめるとは言えない。
でも やり終わると いい気持ち。
今度階段を作ったら 上の道路まで運んで トラックに載せて家に持ってきます。

ばあちゃんが 穴から掘り出したサツマイモを運んでほしいと言うので
今度はトラックで 畑に行きました。
「サツマイモのかごを 二人で運んで来て。」と言ったのですが
二人とも 一人でかごを持ってきました。
「えー すごい力持ちになっちゃったね。クヌギのおかげかな。」

先に大変な思いをすると 次は楽チン。
試練は宝 かもね。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほだ木三遷

2012-02-04 00:46:17 | 自然
ばあちゃんと数年前に 椎茸菌を打った原木をたくさん作りました。
そのほだ木を 2箇所に分けて置く事にしました。
山の中がいいのだろうと考え 杉と檜の山の斜面に かなりの労力を使ってせっせと運び
太い竹を準備して それに立てかけました。

ところが どちらも芳しくないようでした。
原因を考えたら 2箇所とも雨が当たりにくい。
一方は風通しが悪くて もう一方は風当たりが強過ぎる。 
きのこに太陽の光は必要ないと思っていたら どうもそれは違うようで
チラチラ 西日でないお日様が当たる場所がいいらしい。
   


結局 2箇所の経験を経て ほだ木が行き着いた場所は
今までずっと置いてきた庭の桃の木の下と きれいにした竹林の中です。

いろいろ考え 労力を費やし 巡りめぐって 近くに戻る。
なあんだ そういうことか。
人生とダブる気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三方よしの仕事

2012-02-01 12:18:01 | スーパーばあちゃん
道路の側溝に落ち葉と泥が積もり 盛り上がっていました。
雨水だけが流れる側溝なので 畑の土がどんどんたまり 草がびっしり生えて 
側溝とは思えない場所も 何ヶ所かあります。

ばあちゃんと 側溝掃除を始めました。



落ち葉がたくさんたまった側溝は 腐葉土が完全に土になっていました。
草がいっぱいの側溝の方は まず草取りをしましたが 細かい根が深く張っていました。
泥をほぐしてから スコップでかごに入れ トラックに載せて いざ出発。

目的地は 落ち葉でいっぱいの堆肥舎です。
側溝の土を落ち葉の上に広げて 腐葉土にします。

「三方よし」という言葉がありますが この仕事もそうかなあと思います。
きれいにすれば 側溝のためによし
たまった土は 腐葉土作りに利用されてよし
道路を走る車にとっても 気分よし

こういう仕事を思いつくばあちゃんは アンテナピンピンです。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする