下ぶくれキュウリ

その時食べる分だけ採るようにしていますが、今朝はキュウリをまとめて収穫しました。

ポットで5本の苗を育てて、6月9日に定植した地這いキュウリは、一番大きかった苗がそのまま順調に生長しました。

落花生の方まで伸びてきて、実をつけています。

普通のキュウリのようにスマートではなくて、どれも下ぶくれの形になるので、これが今回蒔いたキュウリの特徴かなと思います。

毎日糠漬けにして食べていて、酢の物やサラダにもしていますが、普通のより水分が多いようです。

時々水はやりましたが、日光だけで育ち、ウリハムシやカタツムリの被害が少ないので、やはり地這いキュウリは強いのかなと思います。

ニラのトウは、レンジでチンするだけで甘くて美味しいです。

オクラはまだ1本ずつの収穫ですが、これも楽しみ。

自然農のやり方で育てた野菜を、ゆっくり味わって、大事に食べきっています。

訪問診療

ばあちゃんの部屋には、裾野市のカレンダーがあります。

知り合いから頂いた物で、毎月素敵な富士山を見る事が出来ます。

そのカレンダーには、ばあちゃんのデイサービスと訪問診療の日、そして排便記録を記しています。

生きる土台は食事と排泄、ばあちゃんは食欲はあるので、栄養を考えて私が作る食事はしっかり食べています。

車椅子生活になり、排泄の問題が一番の悩みなので、排便の時間と量の記録は欠かしません。

次第に排便の間隔が長くなり、マグミットと2種類の整腸剤を処方してもらっていますが、1週間出ない時もあります。

今週は、日、火、木の夜、1時間以上トイレで頑張ってもすっきり出ないというので、心配になりました。

左手が麻痺しているので、私がトイレの後の手を洗うのですが、時々人差し指に便がついているのです。

便の後でお尻を拭いても普通は汚れないのに、変だなと思っていましたが、ペーパーをもう少したくさん使って、指につかないように言って来ました。

ところが、木曜日のトイレの後、理由が判明しました。

便を出したくても出ないので、自分の指で便を出そうとしていたのです。

心臓弁膜症なので、長時間のトイレは私も心配で、いつもはらはらしながら時計を見ていましたが、これはまずい・・・。

昨日は金曜日、土日に具合が悪くなったら困る、来週の水曜日が訪問診療日だけれど待てない、よし、電話をしよう！

すると、快く対応してくれて、夕方、いつもとは違う若い男性医師と看護師さんが来てくれました。

状況を説明すると、自分の指で便をかき出そうとする患者さんはいるそうです。

便を出せないというのはそのくらい苦しい事なんだと、改めて痛感しました。

医師はばあちゃんに優しく説明して、看護師さんはばあちゃんのお腹のマッサージを始め、医師が摘便してたくさん出してくれました。

便の状態は良いので、硬くて出ないのでは無く、出す力が弱くなっているとのこと。

飲み薬ではなく座薬がいいということで、処方して頂きました。

昨年の11月、それまでかかりつけ医としていた医師のあまりに失礼な応対に、これはだめだと判断して考えた結果、12月から訪問診療にかえました。

この決断は良かった、昨日は心からそう思いました。

訪問診療ではこちらがお客様という感じで、丁寧な対応をして頂いています。

病院に通うのとは違うのが不思議です。

今日は朝から台風一過の青空と、灼けるような暑さの一日。

お施餓鬼に行って来ました。

これで満足

何軒か店を回ってやっと見つけた小玉スイカの苗1本、今年の出来は小さなスイカ3個のようです。

昨日の朝は割れていなかったのが、10時半頃買い物に出かけようと車で通ったらこの姿。

すぐに取って冷蔵庫に入れてから、買い物に行きました。

比較する物が無いと大きく見えますが、ソフトボールより一回り大きい程度です。

皮が猛烈に薄いので、梨のように皮をむいてから切って食べました。

ちゃんとスイカ、甘くて水分たっぷり、割れてくれてありがとうです。

割り箸に7月24日と書いて土にさしてあったので、もう少ししたら取ろうと考えていました。

しかし、中心部は赤く透き通っていたので、今が取り頃だったと思います。

去年は20数個も出来て、どうして？と思いましたが、今年は今年、この猛暑と雨不足でよく実が育ったと思います。

4月22日にプランターに種を蒔いた人参は、途中から畑の端に置いて間引き、時々水だけやって様子を見て来ました。

葉っぱをどんどん虫にたべられて、遂にこの姿です。

これだけきれいに食べられると、それもお見事。

周りに元気な草がいっぱいあっても、人参が好きな虫なのでしょう。

4ヶ月近く頑張った人参、ここにあり。

きれいに洗って食べました。

昨日人参の種を買って来たので、今度は畑に蒔いて育てます。

台風7号の影響で雨が降っていますが、激しくはありません。

被害の少ないことを願っています。

復活

2月16日に奈良へお見舞いに伺った方から、暑中見舞いの手紙が届きました。

ICUで15分の面会をさせて頂いた時のことを想うと、この手紙は奇跡に感じます。

多分85才だと思いますが、この切手の貼り方にまず感動しました。

頭の硬い私には思いつかない、さすが芸術家！

絵も書もプロ級の方ですが、現在体重は33キロ、40キロを目指しているそうです。

「まだ椅子に座って机で物書きは無理で、この手紙も膝の上で書いています。

臀部の筋肉の役割を知らされました・・・笑デス」とのこと。

私にも、「雑草との格闘、真剣勝負しない方がよろしいです。」とアドバイスを下さいました。

ICUから生還したこの強さ、これもこの方の運命なのでしょう。

またまた、「簡単に諦めちゃいけない、自分も頑張ろう!」という心のお守りを頂いた気分です。

今朝は、サツマイモのツル返しをしました。

この暑さでもツルを伸ばす強さは、さすが芋さん！

梨にびっくり

しばらく来なかった友人が、スーパーで昼食と我が家へのお土産をたくさん買って、11時前に来ました。

お土産の中にあった梨、茨城産の幸水2個のうち1個の皮をむいて食べたのですが、これが雨不足の影響かと実感しました。

写真の通り小さい梨2個で697円、実は硬くて、甘くジューシーな幸水とは言えません。

それがこの値段という事は、収穫量が少ないからでしょう。

普段、野菜や果物をスーパーで買う事がほとんど無いため、この梨に現実を知りました。

友人といっても私より一回り上の方ですが、定年前に身内で辛く悲しい事件が起こり、その結果大きく人生が変わって、家の建て替え工事は中止、アパートでの一人暮らしを20年以上されています。

ずっと趣味を楽しんでいたのですが、体の具合が悪くなったり、コロナでそれまでの友人と会う機会も無くなり、会話の無い生活が辛いそうです。

亡くなった母親が夢によく出て来て、悲しい顔をしている、親孝行が出来なかった自分を、責めてしまう、そういう話を聞きながら、私が思う事感じる事を伝えました。

先日の私のトイレ脱出作戦の話で大笑いできて、あの経験も役に立つもんだと嬉しい気分。

やはり自分の気持ちを話す事が大事で、友人も久しぶりにいっぱいしゃべってすっきりしたらしく、これから自分の買い物に行くと言って、2時過ぎに帰りました。

お土産の一部、ばあちゃんはガリガリ君大好きで、常備しているのですが、残り1本になっていたので、明日も食べられます。

ありがとさま。