今日はNSS のオープンデー

NORTHERN SUPPORT SEVICESへ行って来ました。

今日はオープンデーだったんですよね。

ここは、障害児が１８歳になったら入れるところです。
メルボルン中にあって、学区が無いので、親たちは、えっちらおっちらと訪問しまくり、第三希望まで出して学校から申し込みをします。
美鞠も、来年で学校が終わりだし、まぁ、できれば、学校へ行ってもらいたいんだけど（ラトローブみたいな）、一般人と混じると、必ず問題が起こる障害児。
隔離した方が良いのだろうか。。。そして、理解のある一般人と一緒に暮らした方が良いのだろうか。。。
悩ましいなぁ。

今日、そこで働いている男の子が「一般人は、僕たちの事をまったく理解してくれない。疲れて動けないのは怠けているのではないのに（知的障害者は、脳が弱く脳疲労を起こして動けなくなりやすい）、文句を言ったりバカにしたりする。そんなのは、通らない！」と訴えていました。

ママ達は、あんた達の声を無駄にしないよ！！！
ぼくちゃん、頑張って、車の掃除をしていました。
すごく威張っていました。
自分に誇りが持てるのって、素晴らしいなぁ。
先生方もびっくりしていました（笑）

明後日、学校でプログラムミーティングがあるから、そこで聞いてみるかな。
多分、来年は、何か専門学校へ入れて、資格を取らせようって話しもでるかも。。。と思いますが、所詮、健常児の学校。
美鞠にぴったりの環境の学校を紹介してくれるほどの情報量が無いんだな。。。

悩ましいなぁ。。。

兵糧攻め（笑）

今日は、朝に帰って来て、３人でプルゴギのお昼ご飯を食べて「今日は、どこも行かない」と武士君。
それじゃ、せっかく３人で居るから、映画でも行こうかしらん？と、３人でトロンを見て来ました。

トロンなんですが、CGがすごくて、ゲームの中に居るみたいです。
実際、人間がゲームの世界に入り込んじゃった話しなんですが（肉体がデジタル化されて、サーバーの中にプログラムとなって入るってのは、イギリスの大学でテレポートの機械を発明したって時の理屈に似てるんですが、どうも信じきらない）、３Dは良かったです。
スティックがバイクになったり、リングに個人情報があって、背中に背負っていたり、笑えるネタも散らばってて、あっという間の２時間でしたわ。



どうも、息子、目が覚めたらしい。
貯金も底をついて来て、バイトしようかなぁ。。。なんて考えている最中に、ママに怒られて「携帯止めるから！彼女に出してもらいな！」なんて、経済サポート打ち切りを言い渡されたもんだから、そこで、気付いちゃったそうな。
彼女に武士の携帯の電話代払ってもらうなんて、絶対に無理！だってさ。

『たけ、まだ、ママの言う事聞かなくちゃいけない！』

なんて、バカな事言うから、呆れちゃいましたよ。
そうじゃないだろう。
自力で自分の面倒も見れないやつは、大人って言わないんだよ。子供なんだよ。
子供が、イッチョマエの大人の顔して遊んで歩いて。。。って、誰の金だよ！！！

そもそも、ママの言う事聞けって言うのは、プロテクションだよ。
何かあった時に、ママが助けるってのとエクスチェンジだ。
結構、フェアだぞ。

ちょっと前までは、こんな当たり前の事を、何の疑いも無く実行できていたのに、まったく、とんだ迷惑者だよ。

案の定、明日（土曜日）は、朝からデートして、夜は友達の家で誕生日パーティー、その後、家にお泊まりさせても良い？と言って来ましたわ。
ママは、まだ、怒っているから、ダメ！帰っておいで！

と、あえなく却下。当然じゃ。
悪いけど、今、連れて来たら、彼女と２人並べて説教です。
嫌でも来週、２晩も一緒に泊まらなくちゃいけないのにさ。
その上、クリスマスパーティーで会うし。

怒り心頭！

新しい下着買ったから、美鞠に着せて眺めようかなぁ～
おっちゃん、若い子の下着姿で、ご機嫌になりたいよ。（美鞠に殴られるなぁ）

武士、目を覚ませ

剣道で優勝したから、お祝いにパンケーキパーラーに連れて行きました。
好きな物食べていいよぉ～～！！　と言っても、限度がありますから、いっぱいいっぱいになって、最後に注文したアップルサイダーを残していました。
そりゃあ、５００ccも飲めんだろう（笑）

息子、のんびり楽しく生きて来たんですけど、ここで、現実を見てしまいました。
来年、６月の試験が終わったら、３月に帰っちゃう彼女のところへ３週間泊まりに行くと言う。

ママ「んで、誰がそのお金だすの？」
たけ「ママ」
ママ「ええぇ～～～～～～！！３週間も！！！そんなお金無いよっ！！！！」
たけ「えっ？」
ママ「あんた、日本高いんだよ。水道光熱費、食費、遊び代だけで２０万円は要るよ！３週間でしょう？？？」
たけ「ええっ！！！！！！！！！」
ママ「水道代がバカ高いんだよ。あんた、まさか、彼女に水道光熱費払わせる気じゃないよね？」
たけ「ああ、たけ、そのつもりだった。。。」
ママ「いくらか、わからなかったんでしょう？」
たけ「うん」

無理。絶対に無理。
そんなヒモ男、１００年の恋も醒めちゃうよ。

ってことで、半年で飛行機代も込みにして３０万円貯めなさいと言いました。
働くのが嫌な武士は、はて、どこで仕事を見つけて来るんだろう？

ってかさ、今回のサマーホリデーが一番楽々なんだよね。
働かないで遊んで暮らせるのって、大学生だからだろうぅうううううう！！！
社会人は夏休みなんて、無いんだよ！！！！！！！！！

しかし、昨日、聞き捨てならぬ事を言われた。

たけ「ママ、メカニカルエンジニアリングで、ノーベル賞取れるのかなぁ？？？」

なぬっ？

ノーベル賞、取る気になってきた？？？

洗脳、効いて来たかしら？？？

エンジニアリングで、ノーベル賞は取れないなぁ。
数学か、物理学か、かなぁ。。。
もしくは、何か機械を発明して、全人類のために貢献したら良いかも。
地雷を安全に取り除く機械を発明して、地雷取りに戦地に行くとか～
ノーベル平和賞狙うかぁ～？

物理学で博士取れば良いのになぁ～

当初の予定は、物理学博士でノーベル賞だったんだ。
元に戻ってくれたら良いのになぁ。

武士、優勝の面！

武士の試合、最後の決勝戦。
白いはちまきが、武士。
声が高くて可愛い（笑）　ちなみに身長は１７５cmあるかないか、かな？

http://www.youtube.com/watch?v=OTRcGBgce20

ママ以上の強運の持ち主

子供ってのは、１４歳をすぎた辺りから本領発揮で、本来持っている自分の力が出て来るんですよね。
それまでは、親の庇護の元にあるので、親の運気に左右されるわけです。

だいたい１４歳から１８歳で、本来の自分が５割以上出て来ると考えて、ずーっと様子を見ていたんですよね。

あたしも、元旦那も、なかなかの強運で、殺しても死なないと異名を取るくらい。
あたしは、死にたくても死ねないと観念したのが、１８歳の頃かなぁ。
元旦那は、世界中の全ての人が死んでも、自分は死なない！と、豪語する人だった。（いや、過去の人じゃないぞ。まだ生きてる！）

★息子。１６歳の頃。
こちらは、高校生が終わるまでに、１週間から２週間、どこかで働く経験をしなくちゃいけない。
それが卒業の条件になるんだけど、息子が高校１年の頃は、高校２年の終わりまでにやれば良いからという決まりだったので放置していた。
高校２年に上がったら、それは、高校１年の終わりまでに終わらせる事と、規則が変わった。
働くのが嫌だった息子は、運良くすり抜けてしまった。

★受験の時。
英語が苦手な息子。
「風が薫る」とか「風が歌う」とか「光が降り注ぐ」とか、そんな実際にあり得ない表現なんて使いこなせない彼は、英語はギリギリ合格ラインを狙う戦法で、とにかく単語量を増やそう！と勉強していた。
そして、彼が高校１年の終わり。
翌年の英語の科目が、３つに分かれたと言うじゃない。
１つは、普通の英語。
１つは、論文形式の形容詞が要らない英語
１つは、本を読むのが好きな子用の、リーディングメインの英語

もちろん、論文形式の英語は、言語学をベースにするから、高校英語ではなく大学英語と言われたのだけど、暗記する方が文章を作るよりも簡単な息子は、こちらで難なく英語合格。

★大学２年生の時。
息子の大学は、受験スコアーが、９９以上の子（９９.９５が最高スコアーだったかな）は、全ての科目を５０％パスしただけで、大学院への入学が認められるんだけど、それ以外の子たちは、６５％以上パスしなくてはいけない決まり。
必死で勉強していた息子だったのだけど、なんと、ルールが変わり、スコア９４以上になったそうな。
息子のスコアーは、９４.２５だったかな？トップ４％とかって言ってたけど、まぐれじゃなかったんだ。
ま、ギリギリ、条件クリアー。
問題なく大学院へ行ける事になったのだった。




素直に、ひねくれず、挫折しても立ち上がり、いつも笑っている子ってのは、こんなに運が良いものかと、我が息子ながら驚き！
このままなら、ひょろひょろとすり抜けて、ノーベル賞まで行っちゃうのかなぁ？と、夢を見る母であった。
夢が見れるって、ありがたい。

一方、家のお嬢は、産まれたときから強運の子で、なんだか、彼女の強運が普通になりすぎて、何を言っていいのかわからないくらい。
不思議と、風邪や怪我、体調不良、熱、関節外れた。。。なんかは、あたしが治せちゃうから医者要らず。
先生や、お嬢に関わる人は、全てサポーティブで良い人。

無欲な子なんだけど、ゲームもコンピューターも服もDVDも、彼女が欲しい物は全部ある。
なんか、回りが彼女に必要な物を用意しちゃうんだろうなぁ。
成長するに従って、ますます、回りを引き込んで自分の世界を作っているし。
学校へ行って、仰天する事が結構ある。

もう、こんなに大きくなっちゃったら、あたしのできる事なんて、掃除、洗濯、ご飯仕度くらいで、後は、家の外でこけた時にぴとっと寄り添って慰めてあげるしかないし、小さい戦士になっちゃったし。

でも、これだけ運を持っていたら、安心して社会に出せるなぁ～　なんて、ぼーっと考えていた。