風の音を聞いてみたい

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子供の特性

2008-05-21 10:16:11 | 子供ネタ
子供の特性って言ったら、学校の勉強での得意科目とか、スポーツが得意だとか、絵が得意、音楽が得意だとかって方向に目が行くのが普通だろうけど、私は、そんなのどーでも良いと思っている。

うちの子供達は、賢い健常児と、アホな障害児の両極端だから、そんな価値観で行くと、下の子は、間違いなく褒められるネタが無いのであります。

しかし、一つの人生で、2人分生きてるみたい。
日本語と英語、健常児と障害児、なんだか、脳みそ5個くらい欲しいよ。

さて、子供の特性。

息子の性格は、負けず嫌い。自分の心に気づかない。人と比べて上でありたい。お金持ちになりたい(小金じゃ満足しない)。良い子のラベルが好き。理数脳。

あんた、学者か社長になるしかないでしょう。
「勉強しなさーい!!!!」バシバシっ!!!
に耐えられる素質を持っていますから、押しまくります。
この「耐えられる」ってのも特性ですね。
欲しいものがあったら、手に入れるまで突っ走ります。
これも特性。午年だから、にんじんさえあれば、大丈夫なのです。


娘の性格は、完ぺき主義。几帳面。「かわいい」が最大の褒め言葉(「かわいい」とさえ言えば、何を言っても許してくれる)。普通でいたい。

普通になりたいんですよね。これが彼女の最大の願望であり、その願望を維持し続けられるというのが、特性になります。諦めないんですね。

だけど、障害があるから、一度に理解できる量も決まっている。
心の望むとおりに、動ける頭が無い(脳が司令塔ですからねぇ)。
バシバシ!は、まったくできません。ゆるゆるといかなくちゃいけません。

そこで、彼女の“完ぺき主義”“几帳面”という特性を利用します。
与える課題を、完璧に、綺麗に終わるように、量と書き方を教えると、するするとこなしてしまいます。
(興味のある話題を課題に選び、色を使わせ、行間の明け方を教えます)
あとは、徐々に質を上げていけば良いんですね。
単語を徐々に難しくしていったり、数学のレベルを徐々に上げていくんです。

完ぺき主義なので、できなくなるとストレスになり、すぐに文句を言い出します。
「できなくても死なないよ」「できなくても良いんだよ」「できなくても当たり前だよ」
と安心させて、「でも、やらなくちゃ普通になれないよ」「普通の中学生はみんなやってるんだから」と、何が一般社会で起きているのかを、ちゃんと教えます。
周りを見てもわからない子には、こうやって、体験を通して教えなくちゃいけません。



こんな風に、目に見えない特性を理解すると、アプローチがちょいと変わりますよねぇ。
点数は努力によってたくさんもらえるけど、努力してもダメな事ってあるし。
だから、家では、点数よりも、努力している時間を評価するようにしています。
「頑張ったもんね」と言って、お祝いのディナー(デザート付き)に、ちょこちょこ行きます。

はて、これが、どう出るかしらん???
実験しています!(^^)
コメント (2)
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