白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

ウランちゃん、またね。

2024-12-13 20:58:04 | うさぎのこと

12月8日 ウランちゃん、亡くなりました。

               去年の12月の写真

前の日の夜まで、

いつものペレットと牧草のペースト食食べて、

お水も少しお匙で飲んで。

数日前から、良かった方の目が、虹彩炎なのかな、

白い膿が出るようになった以外は、いい糞も出て特に変わりなく。


12月8日の朝、様子を見たら、パカ、パカって口が開く下顎呼吸がはじまってました。

最初、リンゴの汁なら少しでも飲めるかなとあげてみたけど、もう飲むこともできず。

そのまま、特に苦しんだ様子もなく、声をあげることもなく、静かに呼吸が止まりました。


ウランちゃんを通院のために現地から預かったのが去年の12月10日、あと少しで1年でした。


ウランちゃんは、うちの子にはしません。

保護っ子のまま、市で火葬に。そのあと、他のたくさんの動物たちと一緒に、慰霊碑に埋葬されます。

      市の火葬受付の慰霊碑 お花がいっぱい

保護っ子のままで、というのは、なんとなく私のこだわりなのかな。元気になって、ホントの家をみつけて、かわいいってたくさん言ってもらって、ちゃっかり避妊手術なんかもしちゃって、が目標だったので。


別に、保護っ子でも、うちの子でも、実際は特にかわりはなくて。最初の数回は、飼い主さんから医療費を頂きましたが、あとはうちの子同様に、誰の支援も受けず、誰にも責任を負うことなく、1匹だけの預かりなので、気楽なものです。


ウランちゃん、ほんとにかわいい子でした。

4月ごろからは、前脚も後ろ脚もほとんど動かせず、寝たきりだったのに。ご飯美味しいねって、いつもいいお顔見せてくれました。


うさぎを抱っこして、ご飯食べさせてって、考えようによっては至福の時間意外のなにものでもなく。私、ウランちゃんに、幸せな時間もらってたんだなって。

  11月頃、がんばって口元の葉っぱ食べてました。

ウランちゃんのことで、一番後悔してるのは。
こんなに可愛いのに、なぜ、もっと早く、明るい陽射しのもとで、うさぎらしい普通の暮らしさせてあげられなかったのかなってこと。

はじめて、静岡っ子のお掃除のお手伝いに行った時のこと、今も覚えてます。窓のない部屋、トイレにいっぱいの糞、掃除のとき触ろうと手を伸ばしたら逃げられたこと。あれが、たぶんウランちゃんだったんじゃないだろうか。(と、思ってる)

静岡っ子の仲間たち、今も、保護宅さんのもとでずっとのおうちを探してます。

ほんの少し考えてること。
保護うさぎを預かって、里親さんにつなげるだけでなくて。里親さんにつながらない子を、看取る預かりもあるんじゃないかなって。

ワンコや、ニャンコでそういう活動されている方たちがいるので、なんとなく。

その後のウランちゃん

2024-11-10 20:16:11 | うさぎのこと
病院、もういいかなって思ったのが9月の末。

麻痺に対する治療、いろいろ手を尽くしてくださったけど、今は頭以外ほとんど動かない。
寝たきりで筋力も落ちたからもあるかな。
先生には、現地に居たらもう亡くなっていたでしょうとも言われて、ま、だろうねと。

呼吸苦しそうで食欲も落ちて、もうだめかなと思って、病院も薬もやめてしまいました。
その時は、10月もつかな位の気持ちだったので、亡くなったら連絡すればいいかなと。

はい、うさぎの生命力、舐めきってました。

11月10日、
ウランちゃんを預かってから11か月。

朝、昼、夕方、夜、
ふやかしペレット大さじ1杯位ずつに、牧草の粉末混ぜて食べてます。
みかんのご飯が朝晩大さじ1杯だからその倍位。

強制給餌じゃありません。ふやかして食べやすく柔らかくはしているけど、おさじで少しずつ口もとに持っていくと自分から食べます。
食べない時も、少し時間おけば食べれるから。


こんな感じのご飯です。
うさぎの極み、牧草の粉末、たまにうさぎのやわらか乳酸菌入れたり、ドクダミや、葛の葉、アルファルファの粉末も気分でまぜて。
うさぎのお腹には、水分と繊維質が一番。

葉野菜は自分から首を伸ばして食べてます。
たまに牧草も食べれるのかな。

糞の状態もよく、立派な盲腸糞も作れます。もちろんみつけたらお口に。喜んで食べます。

それでも、食べると胃が張って呼吸が苦しそうになるので、マッサージしたり、それでも辛そうな時はガスピタン飲ませたこともあります。

あとは湿性皮膚炎にならないよう、敷物の交換、口の周りはまめに拭いて、下になってる目はどうしても傷むからキッチンペーパー交換して。下側の目が塞がって赤くなっていたので、ネットの情報からロートの抗菌目薬使ってみたけどどうだろ。(うさぎに使用できる抗菌剤なのは動物病院の情報から)

ほんとは、目のケア等も病院に行けたなら行ったほうがいいのだろうなとは思うけど。
ただ、今まで通っていた病院は、片道1時間、街まで出なければ行けないから、今の状態のウランちゃんを乗せて行くのは辛い。キャリーにクッション入れて行ってたけど、9月頃には体勢保つのもたいへんそうだったから。

でも、状態によっては、みかんのかかりつけの病院に相談してみようかとは思ってる。目と鼻の状態によるけど。

昨日のウランちゃん。
顎があがってるし、時々ヒュンヒュンと声が出ている。すぐにフガフガ呼吸も荒くなる。目のケアがなんて言ってる状態ではないのかも。

でもね、うさぎなんて、あきらめのいい動物が、まだご飯食べたい、食糞作れます、リンゴ下さいってやってるんだから。あとは生きたいだけ生きればいい。私も、私のできることを。

こんなウランちゃんですが、あくまでも預かりっ子です。うちの子にはしません。ウランちゃんは、里親さんがみつかるまで預りっ子のままで。

だから、うちの子よりもちゃんとお世話を。

今日のウランちゃん

2024-08-17 20:06:11 | うさぎのこと
その後のウランちゃん


体はほとんど動けません。
でも、このお顔は不幸じゃないよね。

3月には、
少しは歩けた日もあったね。
でも、だんだん動けなくなって、
動かないから筋肉も無くなって、
よけいに動けなくなって。

今は、持ち上げると背中はグニャって
綿の抜けたぬいぐるみみたい。

1.7キロあった体重は、1.1キロに。
シッコも自分で出ないから圧迫排尿で。

でもね、後足の指は動く。
私の手を、しっかり押し返してくる。



それにね、
側によると、何々〜?って、
かわいい目で見上げてくるの。

ねぇ、ウランちゃん、
あなた、ほんとに、
去年の夏まで真っ暗な部屋の囲いの中で、
一人で暮らしてた子なの?



お野菜も、葉っぱも、
生まれてからずっと、
食べてなかったってほんと?


あ、笑ってる。

生きることは食べること。
美味しいね、は、生きる力だよね。

だから。
ウランちゃん、今日もうまうまで。


あたし、もっともっと、
美味しいもの食べたいからね、って。





ひとりごと

2024-04-25 13:00:39 | 人間のこと
あと少しで、母の葬儀も終わる。
朝は曇っていたけれど、晴れてきて。

最期の見送りの日が、晴れていてよかった。

カトリックの母にとって、仏式の葬儀なんて、ただの儀式にしか過ぎないだろう。
ここ数年、ほとんど顔も見せなかった妹が、自分の記憶に残る母のエピソードを住職に伝え、昔の価値基準でつけられた戒名とか。すべて。
でも、母なら、ま、こんなもんでしょと思ってるに違いない。

大切なことは、生きてるうちにどれだけ会って、話をして、楽しい時間を過ごすかっていうこと。死んでから、どんなに豪華なお葬式したって、お墓にお供え物したって意味がない。
それが、生前に母が言っていたこと。

葬儀の前、自宅に安置した母に、たくさんの人がお悔やみに来てくださった。そのたびに、私は、母から聞いていた楽しかったエピソードをお話して。心からの感謝を伝えて。あの時間が、母にとっても、私にとっても、ほんとうの葬儀だったんじゃないかな。

斎場に咲いていた名もない花



だんだんいろんなことができなくなった母に、きついこと言って、悲しませたり、けっしていい娘ではなかったけど。

それでも、楽しいこともたくさんあったよね。
お疲れさまでした。おやすみなさい。







この間の経過

2024-04-14 17:14:56 | 人間のこと
ただの備忘録だったり。

母の病状
平成30年に、咳で近所の内科に通院、
心臓の肥大を言われて投薬。
母はもちろん、私も、ほとんど危機意識はなく。薬も管理不十分で飲み忘れもかなりあったり…。

3/23 普通に通院(1週遅れ)
廊下を歩くと動悸と息切れがと伝えたところ
急に動かないほうがと。(1週間薬を飲んでいないからと言われたけど、前に飲み忘れた薬があったので)高齢なので強い薬は処方したくはない様子。聴診と血圧。

3/29 廊下を歩くだけで息がきれるとのこと。通院しようかと思ったけど大雨だったので翌日に。

3/30 通院、酸素が少ない、レントゲン、心電図で、胸に水が溜まっている。注射、点滴。利尿剤を処方されて帰宅。平日に、もっと早くと言われる。ケアマネさんに連絡。4/1の整形の介護サービスは休みに。

4/3 通院予定は、下痢のため延期に。

4/4 通院 酸素の状況は少し改善、レントゲン、心電図、水は少し抜けている様子。薬を増やす。ケアマネに状況連絡。夕方、ケアマネさんと一緒に医師に説明を聞きに行く。介護ベット、車椅子、ポータブルトイレ等も借りていただく。

4/9 介護タクシー、車椅子にて通院、在宅酸素するほどではないとのこと。増やした薬の副作用で吐き気があるようなので、薬を減らし、別の強い利尿剤を増やす。
ケアマネさんも受診に同行。医者より循環器の医師がいる総合病院に入院できないか問い合わせてもらうが、満床で断られる。近くの総合病院ではと伝えたが、循環器の医師が常駐してないと断られる。

4/11 訪問看護、福祉タクシー等の契約
訪問看護師さんにも診てもらい、一度総合病院に受診したほうがとすすめられる。
夕方、ケアマネさんと時間を合わせて内科に行き、近くの総合病院への紹介状をなんとか書いてもらう。

4/12 紹介状をもって総合病院に受診。
検査待ちの間に急変、MRIは挿管しなければとれないとのことで断るが、しばらくして脳外科の医師に呼ばれる。処置ができる可能性のある総合病院に救急車で行くかどうか聞かれる。するなら、少しでも早くと。救急車で転送に。救急で挿管せずにできる検査、その後処置、ICUに。終わった時は夜になっていた。

医師からの説明は、心原性脳塞栓とか。
頸の血管に大きな血栓が詰まっていて、2回除去の処置をした。(血管内血栓回収療法というらしい)脳の血管も詰まっていたので処置をした。細い血管も詰まっていたが、それは危ないのでとれなかった。時間がかかったので回復しない場所もあるとのこと。右に梗塞なので、左半身が麻痺しているとのこと。

心原性脳塞栓症の原因は心房細動とのこと。
内科で処方されていた薬には、心房細動をおさえる薬もはいっていた。きちんと飲んでいる必要があったのに、ほとんど危機感なく暮らしてたから、良くなかったんだろうなと。
後悔しかなかったり。

4/13 妹を呼んで、ICUにて面会、看護師さんの話では、左半身の麻痺はしているけど、話はできるとのこと。

4/14 状態が安定してるので一般病棟に移るのでその前に面会できるとのこと。4/13より意識ははっきりしている様子、私のことはわかるのか、わからないのか?。食べられないので鼻から胃にチューブを。

急性期の病院で平均入院日数12日間とか、このあと、どうしたものかと。
紹介状をもらって、転院する途中での転院だから。
考えるのがめんどくさくなってしまったけど。
それでも、
高齢でも、かなり怪しくても、
今日は、生きててくれてよかったと思ってる。

それにしても、入院してる間に、いろいろやらなくてはと思っていたのだけど。なんだか、すっかり疲れてしまったんだわ。