白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

ひとりごと

2024-04-25 13:00:39 | 人間のこと
あと少しで、母の葬儀も終わる。
朝は曇っていたけれど、晴れてきて。

最期の見送りの日が、晴れていてよかった。

カトリックの母にとって、仏式の葬儀なんて、ただの儀式にしか過ぎないだろう。
ここ数年、ほとんど顔も見せなかった妹が、自分の記憶に残る母のエピソードを住職に伝え、昔の価値基準でつけられた戒名とか。すべて。
でも、母なら、ま、こんなもんでしょと思ってるに違いない。

大切なことは、生きてるうちにどれだけ会って、話をして、楽しい時間を過ごすかっていうこと。死んでから、どんなに豪華なお葬式したって、お墓にお供え物したって意味がない。
それが、生前に母が言っていたこと。

葬儀の前、自宅に安置した母に、たくさんの人がお悔やみに来てくださった。そのたびに、私は、母から聞いていた楽しかったエピソードをお話して。心からの感謝を伝えて。あの時間が、母にとっても、私にとっても、ほんとうの葬儀だったんじゃないかな。

斎場に咲いていた名もない花



だんだんいろんなことができなくなった母に、きついこと言って、悲しませたり、けっしていい娘ではなかったけど。

それでも、楽しいこともたくさんあったよね。
お疲れさまでした。おやすみなさい。







この間の経過

2024-04-14 17:14:56 | 人間のこと
ただの備忘録だったり。

母の病状
平成30年に、咳で近所の内科に通院、
心臓の肥大を言われて投薬。
母はもちろん、私も、ほとんど危機意識はなく。薬も管理不十分で飲み忘れもかなりあったり…。

3/23 普通に通院(1週遅れ)
廊下を歩くと動悸と息切れがと伝えたところ
急に動かないほうがと。(1週間薬を飲んでいないからと言われたけど、前に飲み忘れた薬があったので)高齢なので強い薬は処方したくはない様子。聴診と血圧。

3/29 廊下を歩くだけで息がきれるとのこと。通院しようかと思ったけど大雨だったので翌日に。

3/30 通院、酸素が少ない、レントゲン、心電図で、胸に水が溜まっている。注射、点滴。利尿剤を処方されて帰宅。平日に、もっと早くと言われる。ケアマネさんに連絡。4/1の整形の介護サービスは休みに。

4/3 通院予定は、下痢のため延期に。

4/4 通院 酸素の状況は少し改善、レントゲン、心電図、水は少し抜けている様子。薬を増やす。ケアマネに状況連絡。夕方、ケアマネさんと一緒に医師に説明を聞きに行く。介護ベット、車椅子、ポータブルトイレ等も借りていただく。

4/9 介護タクシー、車椅子にて通院、在宅酸素するほどではないとのこと。増やした薬の副作用で吐き気があるようなので、薬を減らし、別の強い利尿剤を増やす。
ケアマネさんも受診に同行。医者より循環器の医師がいる総合病院に入院できないか問い合わせてもらうが、満床で断られる。近くの総合病院ではと伝えたが、循環器の医師が常駐してないと断られる。

4/11 訪問看護、福祉タクシー等の契約
訪問看護師さんにも診てもらい、一度総合病院に受診したほうがとすすめられる。
夕方、ケアマネさんと時間を合わせて内科に行き、近くの総合病院への紹介状をなんとか書いてもらう。

4/12 紹介状をもって総合病院に受診。
検査待ちの間に急変、MRIは挿管しなければとれないとのことで断るが、しばらくして脳外科の医師に呼ばれる。処置ができる可能性のある総合病院に救急車で行くかどうか聞かれる。するなら、少しでも早くと。救急車で転送に。救急で挿管せずにできる検査、その後処置、ICUに。終わった時は夜になっていた。

医師からの説明は、心原性脳塞栓とか。
頸の血管に大きな血栓が詰まっていて、2回除去の処置をした。(血管内血栓回収療法というらしい)脳の血管も詰まっていたので処置をした。細い血管も詰まっていたが、それは危ないのでとれなかった。時間がかかったので回復しない場所もあるとのこと。右に梗塞なので、左半身が麻痺しているとのこと。

心原性脳塞栓症の原因は心房細動とのこと。
内科で処方されていた薬には、心房細動をおさえる薬もはいっていた。きちんと飲んでいる必要があったのに、ほとんど危機感なく暮らしてたから、良くなかったんだろうなと。
後悔しかなかったり。

4/13 妹を呼んで、ICUにて面会、看護師さんの話では、左半身の麻痺はしているけど、話はできるとのこと。

4/14 状態が安定してるので一般病棟に移るのでその前に面会できるとのこと。4/13より意識ははっきりしている様子、私のことはわかるのか、わからないのか?。食べられないので鼻から胃にチューブを。

急性期の病院で平均入院日数12日間とか、このあと、どうしたものかと。
紹介状をもらって、転院する途中での転院だから。
考えるのがめんどくさくなってしまったけど。
それでも、
高齢でも、かなり怪しくても、
今日は、生きててくれてよかったと思ってる。

それにしても、入院してる間に、いろいろやらなくてはと思っていたのだけど。なんだか、すっかり疲れてしまったんだわ。