人間は考える

勤務先の後輩が就業中に具合が悪くなった。
ガタガタ震えていたので、
インフルエンザの悪寒かと思ったが、
そうではないらしい。
入院して様子をみることになったが。
精神的なものではないかと案じられている。

今の勤務先は、もし私が新卒だったら
決して入社しない、選ばない会社だ。
極端な男尊女卑が横行しているし、
指示命令系統も、はっきりしない。
一般職の女子社員は、正社員というものの、
パートとどこが違うのかと思う時給制。
昇給や、昇格の見込みもない。
大卒の総合職との身分差は甚だしい。
勤続年数３年を超える一般職は何人いるのか。

くすぶる不満は、
社内の人間関係にもいい影響を与えない。
指示命令系統、責任の所在などが曖昧な状態は、
コミニュケーションの悪化にもつながる。
一人一人が、自分の仕事をこなすので
精一杯な状態で、人の世話までやいてられないし、
人の世話をする責任も、権限もない。

私も、数ヶ月先輩とはいうものの、
けっして、親切な先輩ではなかった。
一緒に働いているだけ。

仕事が原因で具合が悪くなるといえるほど、
働いていないだろうと上司がのたまう。
まぁ、同じ時給と考えればそうだろうなと。

実際、今の段階では何が原因かもわからないのだし。

彼女が休むことで、後始末をしなければならない、
余分な仕事が増えてしまうのも、事実。

だけど。

嫌な会社だなと思う。

それから、なぜもっと、
昔々、自分が新入社員だった頃の先輩たちのように、
接してあげれなかったのだと、反省する。

うさぎは元気

朝、晩、そしていつでも。
ショコラは立ち上がって、
食べ物をねだる。
跳ねる、寝そべる。
糞をばらまき、しっこをする。

人間は、朝、晩のペレットに
Ｄフラクションを３滴たらす。
気休めだなと思いながら、
他に、できることもないので。

再発するな。転移するな。
祈ってみたりする。

うさぎの名前

初代のウサギは名前がなかった。
もしくは、うさぎ。
うさぎ、うさぎと呼んでいた。
気立てのいい、よいうさぎだった。

２代目のウサギにはＭＯＧＵとつけた。
気がついたら、なんとなく、さん付けで呼んでいた。
ＭＯＧＵさんは、
やんちゃで、なつっこい、可愛い男の子だった。

３代目のウサギは、野良うさぎだった。
白くて小さかったので、
かわいく、ノンタンとつけてみた。
ところが、
名前のような、可愛さ、子どもっぽさはない。
わりと気難しいところもあるし、自立している。
だけど、３代のうさぎの中で、一番の美人だ。

４代目のウサギは、５年育った家から里子に来た。
いろいろあって、頂いてきたケージその他は、すべて処分した。
ただ一つ、名前だけはそのまま残した。
５年間ショコラだったのだから、
これからもずっとショコラなんだな。

大根、人参、栗、柿、そして牛蒡

１２月に２歳になる姪っ子は、
妹の教育がいいのか悪いのか、
大の野菜好き、豆好きに育っている。

最初に覚えた言葉が「マメ」
その後、ニンジン、モモ、等々。
お気に入りの絵本は野菜の本だし、
お気に入りのおもちゃも、
野菜のおもちゃ（木製）

ただ、結構な力持ちなので、
木製のおもちゃを振り回されると
当たり所によっては結構痛いしうるさい。

最近、残業がない姉は考える。
毛糸で編めばうけるかも。

と、いうわけで、
リアル野菜編みぐるみ。
アクリルたわし用の毛糸に、
洗える枕のポリエステル綿を詰め込んで。

編みました。
大根、人参、栗、柿、
現在、リクエストにより、牛蒡製作中。

うさぎ ふけが残る

ショコラはきれいになった。

最初に比べれば。

栄養状態もマシになった。

最近、太った気がする。

絶対に舐めてくれないが、

食後の撫で撫でをとても喜ぶ。

わざわざ近くに寄って来て

催促するように見る。

体中撫でまわすと、

皮膚のところどころに

固い部分がある。

・・・

毛をかきわけると、白い塊。

ダニの駆除薬は、

３回使用した。

２回目の前の検査では、

ダニはみつからなかった。

それでも念のため

２回目の駆除、さらに

相変わらず残るフケから、

３回目の駆除を行なっている。

さてさて。

膝の上でなでると、

思いっきりフケが落ちる。

仕方が無いので、

コロコロでとるのだが。

いつになったら、

ノンタンに顔見せできるだろうかと。

それでも、

ショコラはきれいになった。

尿やけで毛のなかった足も、
真っ赤だったソアホックも、
フケでがさがさの肌も、
かなり、きれいになった。

なでると、ＭＯＧＵのような、
ふわふわの手触りがする。
（ノンタンはわりと固い）

ゴリゴリだった背骨も、
少し、ふっくらしたような気がする。

不精な人間が、
ショコラの朝晩の掃除だけは欠かさず、
よく励んだものだと自画自賛する。

そして、ショコラ自身も、
ケージ中でしていたしっこを
トイレの中だけに決めてくれたことも大きい。

あとは、
固く、タコ状に禿げているソアホックが、
少しずつでも、良くなってくれること。

うさぎ ペットシーツを食べる。

朝、晩の掃除中、ショコラはキャリーに軟禁される。

今朝も、いつものように、首根っこを掴んでキャリーに押し込んだ。

それから、
最近、シッコがトイレでできてていいな、などと気楽に考えながら、
ケージの掃除をし、シッコでふくらんだトイレ砂を交換する。
途中、キャリーから、ばたばたと物音がしたが、
朝に弱い人間は、呆けているので気にしない。

新しい牧草を敷き、飲み水を交換し、
ペレットを皿に入れたら、Ｄフラクションを垂らす。

キャリーを開ければ、
ショコラはペレット目指して一目散にケージに納まる。

キャリーの床板の上に、はみ出したペットシーツがあった。
引っ張り出し、確認すると、明らかに面積が減っている。

食ったな。

慌ててむさぼっているペレットを取り上げる。
かわりに、牧草の束を追加する。

抗議が激しいので、とっておきの燕麦も引き抜いて与える。

とにかく、繊維の多いものをあたえて、
ペットシーツのかけらを、出してしまわなければ。

・・・

夜、いつもどおりの巨大な糞の粒を見る。

ペレットを再開する。

油断大敵。

人間、病院に行く

怪しい湿疹ができて１ヶ月になるので、
病院に行く。

簡単に医師に説明する。

簡単に医師は検査をする。

湿疹の皮膚をピンセットでぶちぶちむしり、
顕微鏡でみる。

白癬菌はいないらしい。

よかった。

ということは、
ショコラも大丈夫だろうか。

うさぎ 食べ続ける

Ｄフラクションが届いたので、
ショコラのペレットに垂らして与える。
何の問題もない。

ウサギにはあるまじきことに、
約１０分でペレットを完食する。

立ち上がり、次の食べ物を催促する。

人参、ブロッコリーの茎、
しなびた大根葉、かきなの芽、
ドクダミ、ビワの葉、

ショコラは食べ物を選ばない。
ノンタンが口をつけようともしない、
大根葉の根も、しなびた葉も、
リンゴの皮も、
ガツガツとむしゃぶりつく。

今まで与えて食べないのは、
ミカンくらいか。

小食で、贅沢なノンタンからは、
考えられない。

必然的に、よさげなものはノンタンへ、
いまいちなものは、ショコラにいく。

２匹飼っていると、
どうしても、愛情の差が出るのかもね。

ショコラは残飯整理係だな。

ただ、
時間も、手間も、お金も、圧倒的に
ショコラにかかっていることは、
ノンタンに内緒だったりする。

うさぎ、癌だった。

ショコラの病理検査結果が出た。
ノンタンと同じ、子宮腺癌だった。
医師の話では、
摘出した子宮の様子は、
ノンタンほど悪くなかった様子だが、
見せられた病理検査の結果が気になる。

ノンタン、
「子宮外膜には達していない。」
ショコラ
「子宮外膜に達している。腹腔内播腫の可能性がある」

・・・
ノンタンは手術後、２年９月経過し、
たぶん転移もなく、元気にやっている。
たぶん、年はとっているが、
毛皮は真っ白ふかふかのつやつやだ。
察するに体調も悪くないんじゃないかな。

家に来たときのショコラは、
ぼさぼさの毛並み、フケだらけの皮膚、
尿やけで毛のなかった後足の内側、
貧血、ダニ、ソアホック、
そして、５歳という年齢。
・・・
元気は元気だけど、どうなんだろう。

とりあえず、
ショコラは３ヶ月に一度、レントゲンをとる。
ノンタンと同じように、Ｄフラクションを与える。
幸い庭にビワの木もあることだし。
癌に効くという、ビワの葉も与える。

とりあえず、
できることだけね。

手術後のショコラ、
おしっこをトイレでする率が高くなった。
水を飲む量が半分に減った。

追伸　
人間は、首の後ろに怪しい湿疹ができた。
ショコラの真菌検査も行なうが、
人間の病院への、受診もすすめられる。
人畜共通感染症か？