朝、晩の薬の時間、
ノンタンの背中を捕まえて、裏返す。
腫瘍は、一部が乾いピンク色の地肌の色だったが、
一部は、赤黒く膨らんでいる。
癌による腫瘍は、皮膚の正常な再生はできないらしい。
だけど、湿潤療法で、緩和はできるようなことも書いてある。
紙おむつ、ナプキンを、穴あきポリ袋に入れ、
患部に当てるというものだが。
どうなのだろう。
正常な再生機能が働かないと、どうなるのか。
東海村臨海事故の記録を読んだ。
「朽ちていった命」
放射能により、一見たいしたことがなさそうにみえたのに、
遺伝子が完全に破壊されてしまった結果、
細胞は、再生力を失ってしまった。
少しだけ、その写真がのっていた。
だけど。
ネット上で探すと、
自壊した乳腺腫瘍の猫や、犬の治療記録がある。
そのまま、あるいは、保護しながら、
意外に痛みがなく、普通に過ごせるらしい。
とりあえず、ケージの中の牧草は、
一番牧草から、2番、3番の柔らかいものに変える。
今は、そこまで。