白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

腫瘍

2012-10-31 00:25:35 | うさぎのこと

朝、晩の薬の時間、

ノンタンの背中を捕まえて、裏返す。

腫瘍は、一部が乾いピンク色の地肌の色だったが、

一部は、赤黒く膨らんでいる。

 

癌による腫瘍は、皮膚の正常な再生はできないらしい。

だけど、湿潤療法で、緩和はできるようなことも書いてある。

 

紙おむつ、ナプキンを、穴あきポリ袋に入れ、

患部に当てるというものだが。

どうなのだろう。

 

正常な再生機能が働かないと、どうなるのか。

東海村臨海事故の記録を読んだ。

「朽ちていった命」

放射能により、一見たいしたことがなさそうにみえたのに、

遺伝子が完全に破壊されてしまった結果、

細胞は、再生力を失ってしまった。

少しだけ、その写真がのっていた。

 

だけど。

 

ネット上で探すと、

自壊した乳腺腫瘍の猫や、犬の治療記録がある。

そのまま、あるいは、保護しながら、

意外に痛みがなく、普通に過ごせるらしい。

とりあえず、ケージの中の牧草は、

一番牧草から、2番、3番の柔らかいものに変える。

今は、そこまで。

 


少しだけ

2012-10-29 23:18:53 | うさぎのこと

夜の薬を飲ませたとき、

少しだけ、ノンタンの鼻息が荒い。

牧草はすごい勢いで食べているが、

数回、くしゃみをする。

そんなことが、気になったりする。

 

最近、無理やり尻の毛繕いをしたせいで、

近寄ろうとすると、ショコラが逃げていく。

尻の毛繕いばかりか、

爪きりまでバシバシやってしまったのだから、

逃げられて当然かもしれない。

どうせ、ご飯のときは、

呼ばなくても駆け寄って来るのだけれど。

ちょっと、悲しかったりする。


ノンタンは元気

2012-10-27 11:19:44 | うさぎのこと

1週間たったので、通院する。

薬のおかげで、食欲・元気が戻ったことを告げる。

「ぼくも嬉しいです。」と、医師も喜んでくれる。

こういうとき、この先生に診てもらってよかったなと思う。

あとは、このままの状態を長く続けましょうと。

腫瘍の状態は、また赤くなってしまっているが、

この程度なら大丈夫、といわれる。

薬を続けて、2週間後に通院。

そのときに、胸のレントゲンも撮りましょうとのこと。

25日の夜、値引き品のサラダ菜を食べるノンタン。

23日の夜、ショコラと一緒に寝そべる。

下のド派手な黄色は、

ノンタンのためではなく、尻の汚いショコラのために、

100均で購入した、食器棚用のプラスチックすのこ。

このおかげで、ショコラの尻も少しマシになりました。

 

本日の会計 2000円(薬2週間分)のみ。

MOGUさんの頃からお世話になっているよい病院なのだけど、

このところ、以前に増して腰痛が辛そうな先生だけが、心配。


ショコラが居てよかった。

2012-10-25 00:18:59 | うさぎのこと

ショコラがやってきて、

ノンタンと一緒に放牧できるようになるまで、

簡単ではなかった。

当時、ショコラ5才、ノンタン年齢不詳だった。

それまでの生活環境も、体格も違う。

ただ、両方とも血尿から、避妊手術が済んでいた。

それだけは、多頭飼の条件を満たしていたけれども。

 

ノンタンだけだったとき、夜の間はケージの外で自由にさせていた。

それまで家に居たうさぎ達と同じように。

だから、ショコラも同じように、自由にさせたかった。

だけど、後から来たショコラは、態度が大きく、

相対的に小柄なノンタンを追いかける。

毛をむしって血がにじんだこともあった。

ノンタンのケージを開けておくと、入りこんで糞・尿をするし。

 

強引な人間は、それでも、どうしても一緒に暮らしたかったので、

少しずつ、様子をみながら一緒に部屋に放し、

時には、2匹抱えて、仲良くやれと説教して、

そして、なんとか、一緒に過ごすことができるようになった。

 

乳癌が再発してしまったノンタン、

ステロイドの飲み薬で元気を回復しているからとはいえ、

体力を失うのは避けたい。

今でも時々、ショコラがノンタンを追っかけまわす。

それを考えると、ノンタンをケージに隔離したほうがと思った。

 

だけど、ノンタンは、それは、嫌なのだと。

 

理不尽に追いかけられたりすることがある。

いつも一緒にくっついているわけでもない。、

だけど、同じ場所に居たい。

 

食欲が落ちたノンタンも、隣でショコラがガツガツと食べ始めると

刺激されてか、ぽつぽつと食べ始める。

何より、気がついたら、どちらからともなく、一緒に寝そべっている。

鼻先を寄せてきたショコラを、やさしく舐めている。

人間が撫でてみると、さっと起き上がり立ち去って行ってしまうのに、

うさぎ同士だと、寄り添い、半ば目を閉じて、寛いでいる。

 

ショコラを頂いてよかった、改めてそう思う。

ノンタンがひとりぼっちではなくて、本当に良かった。

ノンタンに、張り合う相手が居て良かった。

 

ありがとう、ショコラ。

これからも、よろしくね、ショコラ。


変わらず

2012-10-21 01:01:24 | うさぎのこと

ステロイドと胃腸の薬で、少し楽になったのか。

ケージの中のノンタンが、久しぶりに足ダンをした。

ケージをかじって、出してほしいとアピールする。

 

いつもどおり。

ケージの入り口を開けると、自分から出てきて、

数箇所ある外トイレやその外いつも居る場所に、

あごをこすりつけて歩く。

自分の場所が大切。

 

それから、

半ば強引に顔を近づけてきたショコラを、

仕方ないなというように、

ぺろぺろと優しく舐める。

具合が良くないのだから、無理しなくていいのに。

 

いつもどおり。

 

そして人間は、「乳癌」 「自壊」 等の言葉を、検索する。


ノンタン、病院に行く

2012-10-19 19:54:00 | うさぎのこと

仕事が終わり、急いで帰る。

かかりつけの病院に電話をし、

ノンタンを連れて行く。

 

昨晩の様子を伝え、

ひっくり返したら、血がにじんでいたと伝える。

 

肺のレントゲンを撮った。

転移がなければ、もう一度手術してと、

医師は考えたらしい。

 

残念ながら、肺に白い影があった。

元気がないのは、痛みだけではなく、

そのせいかもしれないと言われる。

ステロイドと、胃腸を整える飲み薬をもらい、

また来週通院することになった。

 

痛かったり、苦しかったりしないように、

それだけをお願いする。

 

家に戻ったノンタンは、

飲み薬を飲み、

ぼそぼそと、人参の葉を食べたり、

牧草をかじったりしている。

あとで、りんごもあげよう。

出たいようなら、ケージの外にも、

出そうと思う。

 

だけど、ショコラのほうが、

なんだか気落ちしているようで、

食欲も糞も、減ってしまっている。

仕方がないので、抱き上げて、

お前まで具合悪くなるようでは困ると、

説教してみたりする。

 

あとは、今までどおり。

居心地よく過ごして欲しいと願う。


ノンタンが出てこない

2012-10-19 01:18:26 | うさぎのこと

夜、ケージを開けると、

ノンタンもショコラも、飛び出して来る。

それが、いつもだった。

今日、ノンタンは出て来ない。

夜に与えたペレットを少し食べたけれども、

ケージの奥で座りこんでいる。

 

嫌な予感がした。

 

抱き上げて、お腹をみる。

腫瘍から血が出ている。

大きくなった腫瘍がはぜたのか、

あるいは、何かで傷付けたのか。

 

床材を柔らかい牧草に変える。

ノンタンはうずくまっている。

ノンタンのケージに布をかけ、

静かにする。

 

ショコラが、ノンタンのケージの前を

うろうろしている。

 

お別れが、近いのかもしれない。

 


久しぶりに大沼公園に行った

2012-10-17 22:27:35 | 人間のこと

10月頭の週末、3連休だったので、道南に出かけた。

昨年の夏は、大沼公園内のペンションに泊まったが、

今回は、老人を連れて行くのでホテルに泊まる。

お気に入りの場所、小沼の眺め。

ほんの少しだけ紅葉している。

きれいな赤色の葉を拾ったけど、「ツタウルシ」だったり。

渡島当別のトラピスト修道院の栗の木。

本当は、上のルルドまで歩きたかったのだけれど、

足の悪い老人には過酷なので、ここまで。

 

1日目 トラピスト修道院 → 大沼

2日目 大沼 → 八雲 → 谷地頭温泉 → 大沼

3日目 大沼 → 函館

トラピスト修道院のジャム(瓶が変わった)も買ったし、

山川牧場のソフトに、ペシェミニョンのケーキも食べたし、

私的には満足だったけれど、

老人には少々、過酷だったかもしれない。

次回は、冬に行きたい。


気がつくと

2012-10-14 18:31:44 | うさぎのこと

ノンタンとショコラが、

寄り添って寝そべっている。

ショコラがノンタンのほうに顔を傾けると、

ノンタンがやさしく舐めてあげる。

気持ち良さそうに目を細めるショコラ。

 

いいね。

だけど、人間が入るのは、

ダメなんだね。


予想どおり

2012-10-13 13:20:11 | うさぎのこと

ノンタンを病院に連れていった。

体重 1.7キログラム、前回1.75キログラム

ほぼ変化なし。

元気ですか?と聞かれる。

元気ですと答える。

白内障みたいですと伝える。

そうですね、と言われる。

それから、お腹のしこりを観てもらう。

大きさを測って約3センチ、

再発でしょうかと聞く。

再発ですと言われる。

 

何かできることはありますか、と聞く。

同じ場所なので、手術をしても、

またすぐに再発するでしょうと言われる。

あまり意味がないでしょうと。

ただ、爛れたりした場合には、

それでも手術をしたほうがよいでしょうと。

1ヶ月後に来るように言われる。

もしも、異常があればその前であってもと。

 

1月の手術後、しばらくDフラクションを飲ませていたが、

その後、人間の家族のほうがごたごたして、

うさぎが後回しになってしまっていた。

なんとなく、一瓶終わったところで、飲ませていなかった。

Dフラクションを飲ませたほうがよいと言われる。

 

できることは、そのくらい。

あとは、できるだけ穏やかに、過ごせるように。

 

ノンタンは、往復約1時間の通院も、気にもせず、

帰って来たらいつもどおり、

牧草を食べ、ショコラの毛繕いをしてやり、

少しうとうとしては、目覚めて水を飲んで。

 

このまま穏やかに過ぎていきますように。