子どもと遊ぶボランティア?をしていた。
小学生の子どもを連れてキャンプに行く企画があった。
その中で、こんな話が出た。
たとえば、ケガをして、
一緒にキャンプに行ったら、
迷惑をかけるかもしれないとき、
どうする?
私は即答で「それなら、行かない」と答えた。
「役に立たないなら行けない。」
その先輩は「私は行くけどな。」と言った。
「みんなと楽しむために行きたい。」
そんなような答えだった。
初めての子どもと青年だけのキャンプで、
しっかりしなきゃという気持ちばかりだった私に、
その先輩は、
それでは子ども達も、楽しくないよ、
と言いたかったのだと思う。
あれから、長い年月がたって、
でも、相変わらず、私の中の囚われは、
「役に立たないなら、存在価値がない」
こんなにアバウトで、だらしなくて、
いい加減な奴はいないというくらい、いい加減なのに、
この一点だけがなぜ、こんなにガチガチに固いのか、
自分でもわからない。