珍しく友人達と出かけることにした。
時期も時期なので、鎌倉に行く。
朝早い新幹線に乗り、開門したばかりの明月院に入る。
時期も時期なので、混み混みは覚悟のうえとはいえ、
最近、人ごみとは無縁の生活をしているので、なかなか歩くのが難しい。
それでも、さすがにあじさい寺だね。
お地蔵さんも、紫陽花を抱いて座っている。
胸の飾りも、花の色と同じターコイズブルー、よく似合うね。
明月院の紫陽花は、青、青、青。
緑に覆われた薄暗い山を背景に青い花。
雨に濡れて、さらに、深く濃い青になる。
咲き始めは、こんなに淡い色なのに、
時がたつにつれて、濃く深く、青が増していくのだという。