白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

もう5年

2011-10-11 23:38:13 | うさぎのこと

ノンタンが我が家に来て、

もう5年になる。

小さいうさぎは、

子どもではなかったし、

子宮腺癌の状態から、

あまり、若くもないのではとも言われた。

来たとき3歳として、もう8歳、

来たとき5歳だったら、もう10歳

来たとき・・・

これ以上は、考えないほうがよさそうだ。

 

ノンタンはまた、換毛がはじまった。

ブラッシングしながら撫でると、

本当に、ずいぶん、肉が落ちたなと思う。

でも、ショコラに襲われて逃げるときの、

逃げ足はなかなかのものだし、

牧草を食べる食欲もなかなかだ。

これからも、婆様らしく、

好きに長生きして欲しいと切に願う。

 

8歳か、10歳か、それ以上のノンタンへ。


ショコラ、暴れる

2011-10-02 22:32:41 | うさぎのこと

朝、晩、ショコラの首根っこを捕まえて、

仰向けにし、点鼻薬を落とす。

続けて、首をつかみ、ぐりぐりと薬を塗る。

1週間続けた結果、

くしゃみはなくなったようだが、

ショコラの機嫌はすこぶる悪くなった。

 

点鼻薬を落とすとき、

背をそらせて、ばたばたと暴れる。

ウサギは骨がもろく、背骨を折る事故も多い。

それが、すごい力で背中をそらそうとするのだから、怖い。

ついに昨日は、

ショコラの頭を思いっきり、ケージにぶつけてしまった。

すまない・・ショコラ。

それほど、嫌だったとは・・・って、

ほんとうに、すまなかった。ショコラ

 

その後、ペレットを与えて機嫌をとるが、

少し食べて辞めてしまった。

人間は、かなり心配になったが、

後で、ノンタンのペレットを盗み食いをしていた。

・・・とりあえず、大丈夫そうだな、ショコラ。


貴志祐介と

2011-10-01 01:30:04 | 映画と本

すごく嫌いだが、とても惹かれる作家なのでみつけると読んでいる。

すごく嫌いなのは、私の恐れを刺激するから。

惹かれるのは、怖いから目が離せない、に尽きる。

 

天使の迷宮

クリムゾンの迷路

新世界より

私にとっての共通点は、異形。

人が人でないものに変えられてしまう怖さ。

自分が自分でないものに、変えられてしまう怖さ。

私は、

自分が人でないものに変えられるのが怖いのだと思う。

そして、

人を人でないものに変えようとする凄まじい悪意が怖い。

それから、

人でないモノに変えられてしまった、

人間としての気持ちが通じなくなってしまったモノ達が怖いのだと思う。

 

グロテスクであっても、小林泰三は、気持ちよく楽しく読めるのに。

小林泰三には、異形に対する悪意が感じられない、

むしろ、好意が感じられるからかもしれない。

貴志祐介の場合は、人の尊厳を奪い取る悪意を感じてぞっとする。

 

そして、

私は、異形と化していくであろう父と、その血をひく自分を恐れている。