1週間の間に、
携帯が壊れて、パソコンが壊れて、うさぎが具合悪くなった・・
携帯もパソコンも、買い替えてもよい時期だが、
うさぎだけは、そうはいかない。
昨日、うさぎが変な音をたてていた。
どうしたのかと様子をみると、
息ができない様子で、
えぐっ、えぐっとえずいている。
寝転んでいる口元の下の布が、
ぐっしょり濡れている。
瞬膜が飛び出て、
苦しそうなことこのうえない。
・・・
どうしたんだ、うさぎ。
・・・
とにかく濡れているところに寝ていたら、
余計具合が悪くなるのではと、
うさぎをどかして布を変える。
息が苦しそうなので、
顎の下にタオルを置いてみる。
・・・
嫌だと逃げてトイレに駆け込む。
トイレの縁にあごを乗せて、
また、えぐえぐしている。
鼻が詰まっているのかと拭いてやろうとしたが、
嫌だと逃げられる。
・・・
朝のごはんも食べていない。
苦しくて苦しくて、もうどうにも苦しくて、
今にも死んでしまうのではという様子・・
・・・
人間、慌てる。
とりあえず、できることはないかと、
あごの下にタオルを巻いたり、
トイレの匂いは体に悪そうなので、
抱き上げて寝床に戻したり、
・・・
かかりつけの病院に連絡し、
呼吸が苦しそうだけれど、
今は動かせないから、
午後の診療が始まったらすぐ行く、と伝える。
・・・
何もできない。
・・・
と、ぶしゅっと結構な量の鼻水が出て、
鼻いっぱいに広がる。
拭いてあげたいけど、
顔をそむけられる。
・・・
そうしているうちに、
少しずつ呼吸が楽になった様子。
ペレットも野菜も食べないけれど、
鼻の動きがゆっくりになってきた。
・・・
よかった・・
・・・
約束通り、午後一番に病院に行く。
先生がたいへん心配して待っていてくれた。
呼吸が落ち着いたことを伝える。
念のため仰向けはできないので、
うつぶせでレントゲンをとる。
影のないきれいな肺・・・よかった。
・・・
鼻水が詰まって苦しかっただけらしい。
でも、本当に苦しそうだったのだと訴える。
まだ、呼吸があがってますねと言われる
うさぎはあまり口で呼吸をしないから、
鼻が詰まったので苦しくなった。
苦しくて、パニックになったので、
また、余計に苦しくなったのだろうとのこと。
・・・
なんて、やっかいな性格なんだ・・。
・・・
うさぎがパニックになったとき、
慌てて抱き上げたりするのは、
一番よくないらしい。
静かに落ち着かせるのが一番とのこと。
だめだね、人間・・
やってはいけないことばかりしてしまった。
・・・
うさぎとうさぎ年の人間と、
一緒にパニックになっていたら世話がない。
ほんと、だめだなと反省する・・
・・・
でも、うさぎのパニックはなかなか怖い。
一度、先生の所でも、大丈夫と思っていたうさぎが、
レントゲンで亡くなってしまったことがあるとのこと。
・・・
まったく・・・うさぎって、だめだめだね。
・・・
さて、少し落ち着いた様子のショコラだが、
実は、体重が減っていた。
2.9キロから、2.75キロ。
年齢も年齢だから、弱ってはいるでしょうとのこと。
鼻水は、目と同じ原因とのことで、
また別の日に、鼻涙管の洗浄をしたほうがよいとのこと。
抗生物質の飲み薬は、今のところはまだ飲ませない。
胃腸の調子が弱るほうが心配だから。等々。
ひどい鼻水の原因が炎症がおきているからでしょうとのことで、
抗生物質と、ステロイドの注射をしてもらう。
・・・
家に帰ったうさぎは疲れた様子で寝床に潜り込む。
しばらくの間、そっと静かに休ませておく。
呼吸も落ち着いた様子。
・・・
よかった。
・・・
いくら年とったからといって、
たかが鼻水で息が詰まって死んじゃったりしたら、
それではあんまりだよね、うさぎ。
起きたら、しっかり食べようね、うさぎ。