人災

少しだけ言い訳をすれば、
人間は、ここ数日の寝不足で、
とても眠かったのです。

そういうわけで、
起きぬけのぼうっとした頭で、
立ち上がりかけて、
だけど、と、
もう一度、座りかけたその時。

まさか、
元気いっぱいのウサギが、
走り寄ってこようとは。

もともとかなり重いお尻です。
慣性の法則もあります。
おろし掛けてしまったものを、
急に持ち上げようとしても、
無理っていうものです。

かえって、
無理な体勢になってしまい、
思いっきり
ウサギの頭の上にぐりっと・・・

瞬間、
まずいっ。

・・・

なんとか体勢を立て直し、
走り出てきたウサギをみると、
首を傾けて、左目をつぶっている。

まずい・・・

斜頚・・

鞭打ち・・

首の骨折・・

人間の頭の中を、
縁起でもない言葉がぐるぐる・・

・・・

幸い、すぐに目をあけて、
いつもの調子で、走り回りましたが。

ウサギの命を守るためには、
ダイエットと体力強化の必要性を、
ひしひしと感じた朝でした。

なお、すでに３日経過していますが、
本ウサギの様子には、異常はなさそうです。

スウィーニートッド

ジョニーデップは好きです。
ティムバートンも、そういえば好きです。
重い灰色に汚れたロンドンの街並みも、嫌いじゃないし、
フィクションなら、流血も猟奇も平気です。

だから、この映画は好きです。

ラヴェット婦人は、不気味に可愛かったし、
（ビートルジュースを思い出したり）
ラヴェット婦人の妄想の中のジョニーデップは、
痛々しかったです。
（なんとなく、シザーハンズも思い出してみたり。）