うさぎの人間関係に悩んでみたりする

多頭飼は難しい。

職場で、なんだかややこしい
女子高生じゃあるまいし、みたいな人間関係にも、
いい加減うんざりしているのだけど。

ウサギの人間関係も、それはそれで難しい。

理想をいえば、ノンタンと同じように、
ショコラも夜間放し飼いをしてあげたかったのだが、
現状では、２匹を同じ部屋で自由にさせる自信がない。

それもこれも、今一つ、
ショコラとの信頼関係が形成されていないからだな。

ノンタンは、人間の手をぺろぺろ舐めて、
気が向けば枕にお尻をむけて、寛いだりするのに、
ショコラは、手を伸ばすと逃げていく。
ペレットで釣ったとき以外は・・。

そして、
わざわざノンタンのケージの前で、
ノンタンのお気に入りの机の下で、
糞を撒き散らかしシッコをする。

ノンタンはノンタンで、
ショコラのケージの下からこぼれた牧草を
わざわざ拾い食いして、鼻先をかじられそうになる。

・・・・

これでは、理想の生活には程遠い。

仕方がないので、
夜間は、ノンタン放牧、ショコラはケージの日々。
人間はひたすら糞とシッコの掃除に励む。

ま、それはそれで。

ただ、食の細かったノンタンが、
ショコラに刺激されたのか、
牧草をもりもり食べてくれるのは、嬉しい。

そして、こんな生活ではあるが、ショコラの
ロップらしくふわふわになった毛皮と、
足の裏にはえてきた毛をみていると
それでも、
家に来て良かったね、と、思ってみたりする。