持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

流用タイヤ

2011年09月11日 | 2つの輪
で、90/90-18なんてあるわけないなと思いつつ、3.00-3.50幅ではまれば何でも良いから18インチタイヤはないかと、携帯電話からの検索でひっかかるタイヤショップやバイクショップに片っ端から電話をしてみたが、ないねえ。最近YBRを正規取り扱いし始めたヤマハの店すら無しだそうだ。評判悪くて新車ですぐ交換しろなんて意見が出るチェンシンのリプレース用にTT100でも常備してるとか、客注で取り替えて外したほぼ新品チェンシンでも残ってればラッキーかと思ったのだが・・・

で、情報源もないしというここでついに役に立ったゼロ円マップに載っていた、シーズン中はサイズ取りそろえというホンダ販売店に飛び込んでみた。電話で聞いて店頭在庫無しとのことだったんだが、札幌くらいの政令指定都市ならBS販売やダンロップのメーカー支店でもあって、午前注文午後配送か、なんなら卸に在庫を確認してもらって自分で取りに行っても良いくらいのつもりで言ってみた。地方中核都市レベルでもそういうことができた試しがあったからさ。だが、札幌からメーカー販社は撤退してしまい、バイク用タイヤは今はもう本土からの取り寄せで、中2日はかかるのだそうだ。

結局、フロントタイヤ用の18インチタイヤの在庫があったので、早減り覚悟の自己責任で、これをリヤにはめてもらうことにした。125なんていう軽い車体の融通性が最大に発揮された瞬間だな。こんなこと、大きなバイクじゃ怖くてできぬ。まあ、帰り着くまでの2~3千キロももてばいいやというのが私の注文である。いやもっと早かったとしても、最悪新潟行きか敦賀行きに乗ってしまえば、100~200キロでフォロー可能などこかには着ける。
そんなわけで、溝があればタイヤ説に従い交換した新品タイヤの皮むきを、台風によって刺激された大雨と、猛烈な爆風吹きすさぶ石狩平野の縦断によっておこなったのであった。
この日から後の行程は、ずっと長靴履きっぱなしで靴は仕舞ったままの天気だったが、案外この溝が細かいフロントタイヤ流用、雨には良いかもしれん。減りはまだ不明。でもいいや、帰ってこれたから。
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スポンジタイヤ

2011年09月11日 | 2つの輪
出発してから3000キロほど走ったYBR125Kのリヤタイヤを見てみると、中央溝のスリップサインが繋がっていた。
チューブタイヤなら、こんなの序の口と笑って過ごすのだが、タイヤの皮一枚しかないチューブレスタイヤなので、いつ一番薄いところがすり切れて、空気が抜けてくるか心配になる。
チューブレスのぎりぎり使い切りをしてみたことがあるが、ゴムが無くなると、中身が飛び出ようとあちこちから異常な変形が始まるのだ。それはまさに「ひでぶ」というのがピッタリな表現なように。

それにしても、よくよく見てみると、細かい気泡がむき出しになって、なんかこれがグリップに効いていそうな感じもする。砂消しの反対側の消しゴムのゴムを見るようだ。06YBRのSAKURAタイヤは、まるっきり硬いタイヤの形のまま溝が無くなっていき、プラスチック消しゴムみたいな印象だったな。チェンシンは新品から3000キロ以上経ってから、かなりの雨道や高速カーブでも良い感じに走れてきた気がしたが、減ってこういう断面が出てきてからの方が本領発揮なタイヤなのかもしれない。

まあそれでも道東や道北に行ってから完全に溝が終了してくれると、絶対助からない気がしたので、この後道央に向かって走り、サッポロを目指すことにしたのであった。
そしてもうしばらく(と言っても数百キロ単位の移動だったが)走った頃、後輪からコツコツといった感触。これって、ひでぶが目を覚ましそうな前兆ではないかいな?てなわけで、翌日は雨の中を早朝出発して、朝一番のバイクショップ開店時刻を目指して走り出した。
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