15万キロ記念に、新品フォークに交換してみたYBR125無印であった。今後もますます走ってもらうために、サスの更新だ。
地べたに並べたところでは、新品と使い古し品で差はないように見えたが、取り付けてみると、サイドスタンドでの傾きが変わった気がした。
またがってみると、確かに足つきが違う。
記録によると、フロントフォークのスプリングは左右とも7.3万キロ時に交換しており、その時スプリング単独で新品と比べてひと巻分のヘタリがあったと記してあったので、ほぼ同じ距離を乗っただけ、やはりヘタっていたのだろう。
その頃のパーツ単価で、スプリングが左右で2300円、その少し後に左だけシール交換をおこなったときのオイルシールとダストシールが片側分で2500円。つまり左右をOHしてシールとスプリングを交換しようとすると、7300円、それに加えてフォークオイルが1缶で左右2回分として1回分が900円、合計8200円だ。ということは、この新品8000円はやっぱり安い。時間もかからないしね。古いフォークも物置にしまっておこう。
さて走り出すと、何か擦れた音がする。ブレーキキャリパの位置が少しずれているようなので、微調整してディスクが中央ドンピシャになるようにしたところ、音もなくなり、浮かせて車輪の空転も続くようになったので、調整完了。ここらへんは副工場製の精度の甘さかな。まだまだ完全な純正品のようには行かないようだ。
その後は問題なく走るようになり、500kmほど走ったが異音も出ないので、これで導入は完了ということにしよう。
バネの伸びのあるところで上下するようになり、オイルも新しいためかダンパーも効いているので、走った感じはとてもよくなったと思う。
しかしピッチングが収まらない。これは前サスが原因じゃないんだな。リヤサスを試しに交換してみるか・・・。