初めて使うオイルに交換してみたところで、いつもの試走コースへ少し移動して、標高差千メートルを駆け上がってみた。タイム的には遅くはなかったのだが、高回転で乱れが起きる感じが少しした。
そして久々に見る100℃越えの油温だ。今度は打って変わって夏場は抑えて使った方が良いかもね。
回転を上げず、のんびり走って使うという意味で、小排気量向けということなのだろうか。
小排気量は高回転を使いがちな場合もあるのだが、原二=スクーターみたいな認識だとちょっと違う気もするから、そういうことなのかねえ。
前に回らないオイルで強制的に抑え気味になるため燃費が伸びたという例があったが、回らないことは無いようなので、回って油膜切れになっても困るので注意しながら走らねば。
3月からおよそ5ヶ月間、3千キロちょっと使ったAZ MEG-012を排出。やや黒っぽくて、澄んだ排出オイルだった。春から夏に使う分には、今回は期間を通して悪くない感触だったように思う。
このオイル使用期間中のトータル燃費は50.5Km/Lだった。
今回入れたのは、新たに4Lボトルで購入したAZのMEG-021、これから冬まで使うかもしれないので、5W-40をチョイス。小排気量向けとなっていたので使ってみようと。
オイル交換してエンジンをかけたところ、アイドリングが下がった。これはMEG-012を初めて使ったときにもあったような感じだ。
試走したところ、012にあったような堅い物が擦れる感がなく、ずいぶんマイルドな感じがした。これならブレンドせず100%使っても良いかもしれないなというのがファーストインプレッション。やっとただの「水で無いもの」から、「エンジン用の油」になった気がする。
一番大きく変わったと思うのは、始動初期の油温上昇が速やかになったことかな。ただ、冷却性は低くなったかもしれない。