何故テレビ局の記者たちは早稲田大学理事長の自宅に殺到しないのか:
今回、早稲田大学相撲部の学生が「九州の友人に大麻を送って欲しいと依頼した大変な罪を犯して逮捕」と報じられた。当方はさぞかし各テレビ局は急遽態勢を整えて、早朝に早稲田大学理事長の自宅に出向き、お出かけ前の理事長に「事件の一報を詳細にお聞きになっておられますか」とマイクを突きつけるものだと期待していた。だが、その様子はなかった。
これは著しく公平さを欠いた姿勢であると思う。先般の日本大学アメリカンフットボール部の合宿内で葉の破片が発見されたと報じられた際には、出勤前の林真理子理事長に詰問して「聞いていない」との言質を取り、鬼の首を取ったかのように報じたでのではなかったか。
事が日本大学であれば理事長の自宅でも本部にでも取材に出向き連日のように報じたが、早稲田大学を始め他の大学では理事長を取材しないという原則でもあるのかな。
「このような手法では偏ってはいないのか」と疑問に思わせてくれる報道の仕方では、視聴者をあらぬ方向に導いてしまうかも知れないことくらいは考えないのかと、今回はこれまでにも増して、彼らテレビ局の姿勢に疑問を感じている。
彼らは早稲田大学の本部(という組織があるのなと思うが)には取材に行く予定はないのかと訊きたいのは当方だけか。結局は、面白おかしくなりそうにないネタは追わないという事か。日本大学なら視聴率が取れるとでも言うのか。
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