新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月17日 その3 「Nelly Kordaさんの名字のカタカナ表記は」の訂正版です

2021-08-17 14:22:04 | コラム
Kordaさんは「コルダさん」か「コーダさん」か:

私はオリンピックも終わった1週間ほど前に、女子のゴルフで優勝したNelly Kordaという女性の名字を「コルダ」と表記し、発音するのは適切ではないという主張をしてきた。それについて、畏メル友のRS氏から色々と彼女の父祖の出身国であるチェコにおける発音等を調査され、言わば反論的な意見を頂戴したのだった。そこで、私がやや慌てて右往左往して空疎な意見を述べていたために、私の「コーダであるべきで、コルダはおかしい」との主張が空回りしていた。

数日を経過して私が漸く我を取り戻して考えついたことは「そもそも、私が言いたかった事はKordaという文字の中のrの後に、ありもしなかった母音のuを付けたのが怪しからん」だったのだった。そして、その悪い類似の例としてワクチンの製薬会社Modernaを「モデルナ」もおかしいのだという例を挙げていたのだった。

そこにRS氏の広く調査された理詰めの指摘にあって自分の主張を見失って、訳が解らない反論めいたことを言って、要らざる混乱を生じさせていたと気が付いたのだった。換言すれば、「我が国の英語教育の至らざるを責めたかった」だけだったものが、自縄自縛に陥っていただけのことだった。

今になって事態を単純に考えれば、誰にも解って頂けそうな例として電気の「コード」は英語では“cord”なのだが、これは昔から普通に「コード」と表現されていたのであり、誰も「コルド」とは言わなかったである。私の反省すべき点はは「カタカナ語製造業者は一方ではcordを「コード」としておきながら、Kordaを「コルダ」としたのは首尾一貫していない点」を指摘しておくべきだ事である。何も大上段に構えて、我が国の英語教育の至らなさまで非難するほどのことではなかったようだ。



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