本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

やさしい鬼と若造:松山情報発見庫#153

2005-04-29 00:00:00 | 松山情報発見庫(読書からタウン情報まで)
『なぜ、リクルートは強い人材を輩出できるのか 「鬼軍曹」流、成功する若手営業マン育成の秘密』,野田荘一

副題にあるとおりどうやって会社に入ってきた若造を育成し、一人前の営業マンとするか、どうやってやる気を起こし、自分でどんどん仕事をするようにさせるかということを書いた本だ。

若者である私が呼んでも、さすが!という感じのする本だ。
というのも、きちんと若者の「具体性と即効性を求める」ということを若者育成にも取り入れているということだ。
具体的には、基本的にティーチング的姿勢ではなく、コーチング的姿勢で若者に質問を投げかけ彼のしたいこと、目指しているものを自覚させながら、育てていくという下に、
①具体的なイメージがもてる指示を与え、動きやすくさせる。
②仕事を達せしたら、具体的に何が良かったかということを部下の特性を把握した上で褒める。
③リーダー、上司として、自分の組織、部下育成に対する思いを具体的に熱く語る。
といったことである。

この時期新入社員の育成に手を焼く人事関係の方には必読という感じの本である。
(↑お前が言うなといわれそうですが、僕も色々必要に迫られてるんですよ♪)
コメント
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